髪がパサパサになってまとまらない、そんなときはヘアトリートメントを。
美容室には髪質改善トリートメントとして様々ななものがあります。
でも美容室でのサロントリートメントとおうちでやるヘアトリートメントどう違うの?50代からでも髪質改善トリートメントで綺麗になれる?
などなど、疑問に思うことってありますよね。
今回は、サロントリートメントとおうちトリートメントの違い、美容室でのサロントリートメントの効果を持続させる方法、自宅でのヘアケア方法について解説してもらいました。
正しいヘアケアを取り入れて、50からのエイジング毛対策をしましょうね。
50代だからこそ必要!髪質改善トリートメントとは?
サロンにある髪質改善トリートメントは以下のような種類があります。
- 酸熱トリートメント
- システムトリートメント
- 縮毛矯正
それぞれの特徴を説明しつつ、どれが50代からの髪質に合っているかも解説します。
おすすめ◎酸熱トリートメント
50代になると、髪質の変化やダメージが気になることが増えてきます。以下のような悩みはありませんか?
- ハリやコシの減少:髪が細くなり、ボリュームがなくなる
- パサつき:乾燥して艶がなく、まとまりにくい
- ダメージ:白髪染めやパーマなどによるダメージが蓄積
これらの悩みを抱える50代の方には、酸熱トリートメントがピッタリなんです。
酸熱トリートメントの仕組み
酸熱トリートメントは、酸性のトリートメント剤とヘアアイロンやドライヤー熱を使って髪の内部を補修する最新のヘアケア技術です。
具体的には、以下のようなメリットがあります。
- 髪の内部から補修:トリートメント成分が髪の内部に浸透し、傷んだ部分を補修します
- 失われたツヤとまとまりを与える:熱を加えることで、トリートメント成分が髪の内部にしっかりと定着し、ツヤとまとまりがでます
- 持続力が高い:個人差がありますが、一度の施術で、効果が数日から数週間持続します
とくに50代女性には「サリチル酸」の酸熱トリートメントがおすすめ
酸熱トリートメントは、以下のような成分が含まれたものが多いです。
- グリオキシル酸
- レブリン酸
- サリチル酸
この中でも、50代の髪質におすすめの成分はサリチル酸です。
サリチル酸配合の酸熱トリートメントは髪が硬くならず、ふんわり仕上がるので、ボリュームを維持したい方やパーマをかけている方におすすめです。
おうちで酸熱トリートメント!サリチル酸でサラサラ髪へ
3,800円(税込)〜
サロンでの酸熱トリートメントは値段が高い、あるいはそんな頻繁に通えない!という方は、おうちでできる酸熱トリートメントを。
そんなときに、プリュムヘアケアのストレートヘアマスクは50代からのエイジングケア(年齢に応じたケア)におすすすめです。
使い方
- シャンプー後、水気を切ります
- ストレートヘアマスク(酸熱トリートメント)を適量髪に馴染ませます。ロングヘアで大きめのマシュマロ3つ程度です。
- 3分間放置します(蒸しタオル等巻くとより効果的です)
- 洗い流します
- タオルドライ後、ドライヤーでしっかり乾かします
- くせを伸ばすようにヘアアイロンをかけます
システムトリートメント
高めの料金でトリートメントを提供しているサロンの多くはシステムトリートメントであることが多いです。
そのシステムトリートメントについて詳しく見ていきましょう。
システムトリートメントの特徴
システムトリートメントは、美容室で提供される専門的なトリートメントのひとつで、複数のステップを経て髪の内部と外部を徹底的にケアするプログラムです。
通常、自宅で行う単体トリートメントよりも高い効果を得られるのが特徴です。
以下に、システムトリートメントの主な特長をまとめました。
- ステップごとの徹底ケア:シャンプー、トリートメント、エッセンスなど、複数のステップを通じて髪を根本から補修し、必要な栄養をしっかりと浸透させます。
- カスタマイズ可能:髪の状態や悩みに合わせて、使用する製品や方法をカスタマイズできるため、個々の髪に最適なケアが行えます。
- プロの技術:美容師の専門的な知識と技術により、効果的に施術が行われるため、自宅では実現しにくい仕上がりが期待できます。
システムトリートメントのステップ
システムトリートメントは、通常以下のようなステップですすめます。
- カウンセリング:まずは美容師が髪の状態を確認し、悩みや希望を聞きます。これにより、最適なトリートメントプランが決定されます。
- シャンプー:髪と頭皮の汚れをしっかりと落とし、トリートメントの浸透を良くします。
- トリートメント:髪の内部に栄養を補給するためのトリートメントを塗布し、時間をかけて浸透させます。必要に応じて、熱を加えて効果を高めることもあります。
- ヘアオイルやセラム:髪の表面をコーティングし、ツヤとまとまりを与えるためのヘアオイルやセラムを使用します。
- 仕上げ:ブローやアイロンで髪を整え、最終的なスタイリングを行います。
おうちでシステムトリートメントをしてみよう
サロンに行く時間がない、コスパ良く髪質改善したい方におすすめなのは、おうちでシステムトリートメントをすることです。
用意するもの
- サロンシャンプー
- サロントリートメント
- ヘアオイル
- タオル
- ドライヤー
- ブラシ
- コーム
50代からのシャンプー&トリートメントの選び方と使い方
- シャンプー選び:髪質や頭皮の状態に合ったシャンプーを選ぶ。エイジング毛には、アミノ酸系やベタイン系界面活性剤が使用されたものがおすすめ。さらにケラチンやヘマチン配合だとより効果的。
- 予洗い:シャンプー前にぬるま湯で髪と頭皮をしっかりすすぎ、汚れや余分な油分を落とす。
- 適量の使用:シャンプーは手のひらに適量(500円玉大)をとり、手でよく泡立ててから髪に塗布する。
- マッサージ:指の腹を使って頭皮を優しくマッサージしながら洗う。爪を立てないように注意。
- すすぎ:シャンプーの泡をしっかりとすすぎ流し、髪に残らないようにする。
4,900円 (税込)
11,000円 (税込)
8,980円 (税込)
1,980円(税込)〜
プリュムシャンプーは、アミノ酸系&ベタイン系シャンプー。
- ココイルグルタミン酸
- コカミドプロピルベタイン
プリュムトリートメントは保湿力の高い成分もプラス。
- ホホバ種子油
- マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル
- スクワラン
- 加水分解コラーゲン
これらの成分がダメージを受けて乾燥しやすくなった髪をしっかりと保湿してくれます。
プリュムシャンプー・トリートメントには以下の毛髪補修成分も配合。
- 加水分解ケラチン(羊毛)
- 加水分解ヒアルロン酸
- ヘマチン
トリートメントの使い方
- 適量の使用:シャンプー後、軽く水気を切り、トリートメントを手に取り(髪の長さに応じて適量)、毛先から塗布する。頭皮には付けない。
- なじませる:髪全体にトリートメントをなじませ、目の粗いコームでとかして均一に広げる。
- 放置時間:数分放置し。その間に蒸しタオルで髪を包むとより効果的。
- すすぎ:ぬるま湯でトリートメントをしっかりとすすぎ流す。髪に残らないように注意。
50代からのヘアオイルの選び方と使い方
50代からは髪の毛にハリとコシを出せるヘアオイルがおすすめ。
また、ベタつかないものを選ぶのもポイントのひとつです。
5,800円(税込)〜
プリュムヘアオイルはケラチン、コラーゲン、シルク配合で髪の内側からハリとコシを与えます。またエイジング毛向けなのでベタつき感を感じないのも特徴です。
使い方
- タオルドライ:シャンプー・トリートメント後、タオルで優しく水気を取り除く。ゴシゴシこすらない。
- 適量の使用:ヘアオイルを手のひらに適量取り、手のひらで温めてから毛先を中心に髪全体になじませる。
- ドライヤーの前に:ドライヤーの熱から髪を守るために、ヘアオイルをドライヤー前に塗布。ドライヤーで乾かす前に、再度コームで髪をとかすと均一に広がる。
- ブローと仕上げ
- ドライヤーの使い方:ドライヤーは髪から15~20cm離して使い、根元から毛先に向けて風を当てる。熱が集中しないように注意。
- 冷風の活用:最後に冷風で髪全体を冷やし、キューティクルを引き締めてツヤを出す。
- 仕上げのヘアオイル:髪が乾いた後、毛先を中心に再度少量のヘアオイルを塗布し、ツヤとまとまりをプラスしましょう。
システムトリートメントの美髪効果はどれくらいの期間続く?
美容室でのサロントリートメントは、簡単に美髪が手に入れられるものの、その効果はあくまで「一時的」なものである認識をもっておきましょう。
トリートメントは補修、髪の指通りをよくするものであり、傷んだ髪を元にもどすことはできません。
髪の表面をコーティングすることでツヤのある髪やまとまりのある髪に見せられます。
しかし、このトリートメントによるコーティングは、時間経過や毎日のシャンプーで落ちてしまいます。
髪質にもよりますが、1日〜1週間程度でサロントリートメントの効果が消えてしまうことも。
髪質改善で手に入れた美しい髪を、また取り戻したいと思うのは当然のことですね。
だからこそ、おうちでのホームケアで継続的にトリートメントをすることをおすすめします。
50代女性で縮毛矯正をするメリットとデメリット
縮毛矯正は、くせ毛やうねりを持つ髪をまっすぐにするための化学処理ですが、とくに50代の女性にとっては様々なメリットとデメリットがあります。以下にその詳細をまとめます。
メリット
- 髪のまとまりが良くなる:年齢とともに髪のうねりやくせが強くなることがありますが、縮毛矯正をすることで髪がまっすぐになり、毎日のスタイリングが格段に楽になります。
- 若々しい印象を与える:縮毛矯正によってツヤのあるまっすぐな髪を手に入れることで、清潔感が増し、全体的に若々しい印象を与えることができます。
- スタイリング時間の短縮:朝のスタイリングにかかる時間が大幅に短縮されるため、忙しい毎日でも手間をかけずにきちんとした髪型を維持できます。
- 湿気に強い:梅雨や湿気の多い季節でも、髪が広がりにくくなるため、長期間にわたって髪型が安定します。
- アイエロンダメージを軽減:くせ毛を無理にアイロンやブローで整える必要がなくなるため、熱によるダメージを軽減できます。
デメリット
- 髪への負担が大きい:縮毛矯正は強力な化学処理を伴うため、髪や頭皮に負担がかかることがあります。とくにダメージが蓄積しやすい細い髪や傷んだ髪には注意が必要です。
- 定期的なメンテナンスが必要:縮毛矯正は新しく伸びてくる部分には効果がないため、定期的にリタッチが必要になります。これは時間と費用の負担になります。
- 自然なボリュームが失われる:髪がまっすぐになることで、自然なボリューム感が失われることがあります。とくに髪が細くなりがちな50代の女性にとっては、ペタンコな印象になりやすいです。
- 価格が高い縮毛矯正は一回の施術が高額になることが多く、定期的なメンテナンスも考えると費用がかさみます。
- 髪質の変化:年齢による髪質の変化により、縮毛矯正の効果が以前よりも持続しにくくなることがあります。また、髪が細くなることでダメージが目立ちやすくなることも。
このメリットとデメリットを考慮した上で、どちらが良いか決めましょうね。
50代の女性にとって、縮毛矯正はスタイリングの手間を省き、若々しい印象を保つための有効な手段です。しかし、髪や頭皮への負担や定期的なメンテナンスの必要性など、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。施術を受ける際は、信頼できる美容師と相談し、自分の髪の状態やライフスタイルに合ったケア方法を選ぶことが大切です。
アラフォー(気持ちは永遠の35歳)のはるか。くせ毛LOVEのwebライター。髪の毛に関する情報発信が専門。