イルミナカラーで後悔してしまった?どんなヘアカラーでも傷みます、原因と対策について

イルミナカラーは「傷まないカラー」と呼ばれており、20代の女性に特に人気がありますよね。

ですが結論から言ってしまうと、どんなカラー剤を使用してもダメージがゼロのカラーはありません。

もちろんですがイルミナカラーが駄目というわけでは決してなく、イルミカラーであっても普通のファッションカラーであっても白髪染めであっても、やればやるほどに髪は傷むということです。

今回は美容師がカラーによって髪が傷んでしまう原因と、できるだけ髪をきれいに保つための対策方法について解説します!

イルミナカラーとは?

イルミナカラーとは?

まずはイルミナカラーがどのようなものなのかと、どんな人に向いているのかを解説しますね。

イルミナカラーのメリットとデメリットについて

メリットとしてイルミナカラーは従来のヘアカラーより傷みにくいです。

デメリットは色落ちが早めとうこと。ただ、色落ちの黄ばみが出にくので、そこは嬉しいところです。

イルミナカラーはWELLAという有名ブランドが開発したヘアカラー剤です。

「ブリーチをしなくても透明感のある外国人風の色になる」「ダメージが少ない」「やわらかい手触りになる」などの特徴があるといわれています。

「明るい髪色にしたいけどブリーチはしたくない」「髪をやわらかい印象にしたい」という方に特に人気があります。

ただ、イルミナカラーだけでしっかりしたハイトーンはできません。

日本人の黒い色に明るいカラーを発色させるにはどうしてもブリーチが必要ですから。

ですから髪をブリーチで傷めずほんのり明るい色にできるというイメージで良いでしょう。

このように傷みにくいイルミナカラーですがネット上では逆に「イルミナカラーをしたら傷んでしまって後悔している」「色落ちが早い」等の意見や感想がありました。

美容師の意見として実際にどうなのかというと、最初にも書いたように傷まないカラーはありません。

なのでダメージが少ないと言われているイルミナカラーだって、当然ダメージはありますよ。

髪が傷むのはカラーだけでなく、パーマや縮毛矯正もそうです。「髪質改善」と謳われているものは一見髪に良さそうですが、ストレート系の施術は髪を傷ませます。

薬剤を使用する施術は、もちろん使用する薬剤や施術者の腕にもよりますが、少なからず髪に負担があると考えてください。

 

イルミナカラーの向き不向き

イルミナカラーの場合は、向いている人と向いていない人がいます。

ブリーチをしなくても明るい色にできるので、透明感のある明るい髪色にしたい方には向いています。「ブリーチ→カラー剤」の工程をイルミナカラーにまとめることができるので、ブリーチをするよりも時短になるというメリットもあります。

色もきれいに出やすいので、色味にこだわりたい方にはおすすめですね。

とはいえ一般的なカラー剤よりも発色はいい変わりにブリーチ効果があるからダメージがしやすいため、傷まないカラー剤ではないということをご理解くださいね。

向いていないのは、明るい髪色を特に望んでいない方です。

ダークブラウンやダークアッシュなど暗い色にするのであれば、イルミナカラーを選択する必要性がないからですね。

また髪色は明るいほどモチが悪く暗いほどモチが良いものなので、できるだけ色を長持ちさせたい方にもイルミナカラーはあまりおすすめできません。

このように何でもそうですがメリットもデメリットもありますし向き不向きもあるので、「どのような髪色になりたいのか」「発色の美しさを優先するのかモチを優先するのか」等々、しっかり考えてから決めるようにしてくださいね!

 

カラーをすると髪が傷むのは何故?

カラーをすると髪が傷むのは何故?

傷まないカラーはないという話をしましたが、どうしてカラーをすると髪が傷むのでしょうか。

髪を染めるときには薬剤(カラー剤)を使用しますよね。簡単に言うとこの薬剤が髪のキューティクルを開かせて、髪の内部のコルテックスに染料を入れます。そうすることで髪色が変わるんです。

髪の毛の構造

ヘアカラーはキューティクルにもコルテックスにも負担をかけます。そのため、結果的に髪が傷んでしまうんです。

特にキューティクルが剥がれてボロボロになると、見た目も悪くなり髪のパサつきやツヤのなさなども気になるようになりますね。

このようにカラーをすると髪は多少なりとも傷んでしまいますが、正しくケアしてあげれば負担を最小限に抑えてきれいな状態をキープすることができます。

大事なのは毎日しっかりケアすること。簡単なことであっても、毎日行うことによって効果が出てきます。継続することが大事ですよ!

 

カラーをしている髪はホームケアで労わることが大事

それでは実際にどのようにケアすれば良いのかを解説していきます。

カラー後は弱酸性、シャンプーで洗う

シャンプーは髪を健康的に保つために非常に重要です。

自分の髪に合っているシャンプーを使うようにしてください。

特にカラーでアルカリ性に傾いた髪には、弱酸性で、毛髪補修成分が含まれているものを使いましょう。、

たとえば、毛髪補修成分のヘマチンは褪色予防効果や髪の補修効果がある成分なんです。そのためカラーをしている髪にぴったりなんですよ。

なのでできればカラー後は1週間~2週間は、ヘマチン配合シャンプーで洗ってみてください。

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シャンプー後はアウトバストリートメントで髪を保湿

カラーをしている髪はパサパサ感が気になることも多いと思います。

パサつきが気になる髪は、アウトバストリートメントで保湿ケアしましょう!

ヘアオイルでツヤを出す

アウトバストリートメントを使用するタイミングは、ドライヤーで乾かす前です。

タオルドライした状態の髪にアウトバストリートメントを塗布してから、ドライヤーで乾かしましょう。ドライヤー前に使用することで、熱ダメージから髪を守ることもできます。

アウトバストリートメントにも色々な種類がありますが、おすすめはオイルタイプです。髪に馴染みやすいですし、ツヤ感もしっかり出るんですよ。

当店でもヘアオイル「プリュムヘアオイル」を販売しています。無香料&ベタベタしないタイプのヘアオイルなので、髪質やシーンを選ばず使っていただくことができます。

またくせ毛で乾燥がひどい方や髪が爆発しやすい方には、ワックスもおすすめです。ワックスは朝のスタイリング時に使うイメージが強いかと思いますし実際そうなんですが、余計な成分が配合されていないナチュラル系トリートメントワックスならお風呂上りのケアに使うこともできるんですよ。

開発に携わらせていただいた「プリュムワックス」はスタイリングにもヘアケアにもボディケアにも使えるマルチなアイテムです。少量で髪のパサつきを抑えることができますので、ぜひご活用ください。

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ヘアケアレビュー

ヘアケアは正しい方法で行うことも大事

シャンプーの仕方や髪の乾かし方などには、少しコツがあります。

正しい方法で行うことによって、髪をきれいな状態に近づけることができますよ。

まとめ

どんなカラーでも傷むことは事実です。

それを説明しお客様に選んでもらうこと。そして美容師さん自体もお客様の髪の状態をみて判断することができることが重要です。

最後に、簡単に内容をまとめます。

  • 全く傷まないカラーはない
  • イルミナカラーは「ブリーチをしなくてもほんのり明るい色にできる」「髪がやわらかい印象になる」ところが特徴
  • イルミナカラーはブリーチせずに明るくしたい方に向いているが、色持ちは良くないので頻繁に染め直せない方には向かない
  • カラーをしている髪はホームケアを充実させてしっかりケアすることが大事

今回はこれで以上となります。少しでも参考になれば幸いです。

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