くせ毛の方の中には、髪のパサつきで悩んでいる方もいると思います。特に40代~50代くらいになると、それまでよりも一層髪の乾燥やパサパサ感が気になってきたりしますよね。
今回は、50代女性が抱きやすい「髪のパサつき」の悩みを解消するために、パサパサ感の原因や対策方法などを解説していきます。
「髪がパサついて傷んで見える!」「どうしても髪が広がってしまってまとまらない」などのお悩みをお持ちの方は、ぜひ最後まで読んでください。
髪のパサパサ感の原因って?
パサつきの原因は色々あります。
- 髪が傷んでいるから
- 癖のある髪質だから
- 乾燥しているから
- 毛量を調節するために梳きすぎてしまっているから
- 加齢によるもの
人によって原因は違います。
一般的に「パサパサしている髪=ダメージヘア」みたいに考えられてしまいがちですが、そうとは限らないのです。
特に髪質の問題でパサつきが気になるという場合には、別に傷んでいるというわけではなく、癖のせいでパサついているように見えてしまっているだけかもしれません。
ちなみにパサつきが気になる方には、定期的にサロンでトリートメントをしているという方もいますよね。
でもサロンでのトリートメントがご自宅で出来るなら言うことなし!ですよね?
こちらをご覧ください。
濡れた髪にプリュムヘアオイルをつけて乾かしただけです、特別な施術はしていません。
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パサつく原因が元々の髪質だったり、毛先を梳きすぎていることだったりしたら、トリートメントでケアしたところで解決しませんよね?
それにダメージが原因だったとしても、傷んでしまった髪をトリートメントで復活させることはできません。
髪の毛は死んだ細胞なので、一度傷んでしまったら、根本から治すことは不可能なんです。
これからの新常識として「髪のパサつきを解消するためのサロントリートメントをこれからはご自宅で」、これは別の記事でも解説しています。
一緒に読むことでより一層理解が深まるかと思いますので、ぜひ読んでみてください!
まとまりやすい髪にするために重要なのは「カット」
パサつきが気になりにくくまとまりやすい状態にするためには、カットがとても重要です。
トリートメントやブローなどをしなくても、カットだけで髪が見違えるほどきれいに見える方はたくさんいます。
ちなみに髪を梳きすぎてしまうのは、パサつきの原因の一つです。なので梳きすぎには注意したいところです。
とはいっても、毛量が多い方の場合、一切髪を梳かないというわけにはいきません。
量が少なめな方であれば梳かないヘアスタイルもできますが、毛量が多い方の場合は多少の毛量調節は必要です。
毛量の調節をしなかったらボリュームが出すぎてしまって、かえってまとまらなくなってしまうんですよ。また重すぎるヘアスタイルは野暮ったく見えてしまいます。
例え梳かないことでパサパサ感が気にならなくなったとしても、全然おしゃれじゃない上に似合っていないヘアスタイルだったら意味がないですよね。
大事なのは「一切梳かないこと」ではなくて「パサパサ・スカスカにならないように上手く梳いたうえで正しいセットをすること」です。
もちろん似合うデザインを提案するうえで梳かないカットが最適なお客様もいらっしゃいますよ。
具体的には毛先を梳きすぎてしまうとパサついたり広がったりするので、毛先はまとまりを出すようにカットすること。そしてその人の髪質や毛量に合わせた梳き方をすることです。
「量が多い」と言っても、人によって髪質は全然違います。
一人一人に合わせたカットをすることが、重要なんです。
↑こちらの方は、梳きすぎでパサパサと広がりやすい状態になっていました。でも通っていただいてから半年後には乾かしただけでAfterの状態に。
施術はカラーとカットのみで、ブローもトリートメントもしていません。
その人の髪に合うカットをするだけで、まとまりやすい状態に持って行くのは十分可能なんですよ!
あとは「乾燥している感じの髪でもおしゃれに見せるスタイルにする」という方法もあります。
タレントさんのヘアスタイルやヘアカタログなどを見ていただくとわかるかと思いますが、おしゃれなヘアスタイル全てがツヤツヤの髪というわけではないですよね。
少しパサついている感じがあったとしても、動きがあったりエアリーだったりするスタイルは、すごく素敵に見えるものです。
なので、ツヤが出にくい髪質であるのなら、あえてその質感を活かしたスタイルにするのだってアリなんです!
カットで十分にカバーすることができますよ。
ツヤっぽく見せるなら暗めカラーもおすすめ
ツヤのある質感に見せたいのであれば、カラーは明るめよりも暗めの方がおすすめです。
ハイトーンカラーよりも黒髪の方が、つややかに見えますよね。
50代の大人の女性におすすめしたいカラーは、暗めのブラウンです。
上品な雰囲気の色ですし、髪もきれいに見えます。
さらにブラウン系のカラーは、褪色しにくいというメリットもあります。持ちが良いカラーなので、頻繁に染め直さなくてもきれいな状態をキープすることができますよ!
ただ、似合う髪色というのは人によって異なるものでもあります。暗めのブラウンがおすすめといっても、黒髪の方が似合う人もいます。
もちろん大人の女性でも、明るい髪色がしっくりくる人もいるでしょう。
髪色は自分に似合うものにすることが、とても大切です。
似合う髪色にするだけでぐっと垢抜けて見えるもの、一番素敵に見える髪色を研究しましょう。
↑こちらの方は髪色を暗くしましたが、野暮ったくは見えないですよね。
なぜならレイヤー(段)を適切に加えているからです。
暗めのトーンであっても、軽やかな感じのヘアスタイルにすることはできるんですよ。
ちなみにカラーの施術も、当然ですが髪は傷みます。なのでサロンに行くたびに、毎回全体カラーをするのはあまりおすすめできません。
髪のことを考えるのであれば、伸びてきた根本の部分だけリタッチしてもらいましょう。そのためには色持ちの良いカラーをしてくれる美容師さんに染めてもらうことですね。
50代女性の場合白髪染めをしている方がほとんどだと思いますが、白髪染めでも毎回全体を染めなくても大丈夫なはずですよ。
ちなみに僕のお客様の場合、毎回全体カラーをすることはほとんどありません。なぜなら「質」を大切にしているからです。
ヘアワックスやスタイリング剤で「ツヤ感をアップさせる」
強いパサつきで悩まれている場合はワックスでツヤを足してあげるのもおすすめの方法です。
ワックスにも色々ありますが、保湿成分などが配合されているもので、しっかりツヤを出すことができるタイプだと良いですよ。
また普段使いするなら、パリパリに固めないナチュラル仕上げのワックスの方が良いです。
ふわっとした仕上がりになる方が、若々しく見えるからです。
↑例えばこちらの方は、ご来店後にプリュムワックスを馴染ませただけで、他には何もしていません。
ワックスをつけただけなのに、かなり髪がまとまりやすくなっているのが、写真でもわかりますよね。
このようにツヤを出す方法は、髪質や髪型問わずおすすめできます。
髪に馴染ませるだけなので、テクニックも特に必要ありませんから不器用な方でも気軽にできるヘアケア法です。
長めの髪ならプリュムワックスを塗布したあとに、コテなどで巻いてもきれいな仕上がりになります、ぜひ一度試してみてください。
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しかしパサパサを艶々に変えることができるとはいえ「ワックスは少し苦手」というお客様もいらっしゃいますよね。そこまで強いくせ毛ではない場合やボブ~ロングヘアのお客様の場合はよく伸びるテクスチャのヘアオイルがお勧めです。
▽プリュムヘアオイルを付けただけ
↑このように付けただけで加齢によってパサつく髪の毛に艶を出すことができるプリュムヘアオイルは、乾かす前に付けることで熱によってのダメージと決定的な痛みの原因である物理的な摩擦を軽減。
そして乾かした後のスタイリング剤にも使用することができる「髪が広がる悩み」を抱えている方にお作りしています。
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まとめ
今回の内容を簡単にまとめると、次のようになります。
- パサつきの原因は様々。サロントリートメントはパサつき改善にはあまり意味がない
- まとまりやすい髪にするためにはカットが重要。梳きすぎるとパサつきの原因になるが適度に上手く梳けば大丈夫
- 髪が乾燥していてもおしゃれに見えるスタイルはあるので、髪質によってはそういうヘアスタイルにするのも◎
- ツヤっぽく見せたいならカラーは暗めが良い。特に暗めブラウンはモチが良く上品な色なので50代の大人の女性におすすめ
- 今すぐツヤが出るプリュムワックスを使うのも手軽でおすすめ
今回は、以上となります。少しでも、髪のパサつきに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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