「50代になったら髪型が決まらなくなった」「今までの髪型がしっくりこなくなった」そんなお悩みをお持ちの方はいませんか?
加齢による髪に毛のお悩みはヘアデザインを変えることで解消されます。ご安心ください。この記事ではシミやシワ、白髪等で悩んでいる50代の女性へ「髪質がパサパサ」としたり、うねりが強くなってきてしまったなどの防ぎようのないエイジングサインに対処する事ができる髪型をご紹介します。
自分に似合う髪型がわからないという方や、今の年齢の自分に合ったセット方法などが知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
50代になって髪型が決まらなくなる理由と解決方法
髪質は加齢によって変化します。
50代になると白髪が目立つようになったり、髪が薄くなってきたりする方も少なくありません。また中には「若い頃はストレートだったのに、最近うねりやハネが気になるようになった」という方も。
髪質が変わるので、今までと同じヘアスタイルやスタイリング方法のままだと、どうしても髪型が決まらなくなってしまいます。
なので「今の自分」に合ったヘアスタイルにすることが重要なんですね。
髪の扱いやすさやスタイリングのしやすさというのは、どんな髪型にするかによって、かなり変わってきます。
再現性が高く、自分でも簡単にセットできるヘアスタイルにすることで、楽&おしゃれに見せることができるようになりますよ!
まずは、若く健康的に見せるための基本的なヘアケア法からご紹介していきますね。
スタイリングにはツヤが出るワックスがおすすめ
髪の乾燥・パサつきが気になってくる50代女性には、保湿できるワックスの使用をしなくてはいけません!
ツヤがあるだけで髪はきれいに見えますし、若々しい印象にもなるんですよ。
特に乾燥毛の方やくせ毛の方の場合、パサパサして広がったりしやすいと思うので、ヘアセットするときにワックスを使ってみてください。
↑パサつきが気になる髪も、ワックスを使うだけで、ここまで変わります。
特にブローもトリートメントもしていません。単純にワックスを馴染ませただけなんです。それでも、beforeとafterでは全然髪質が違って見えますよね。
ちなみに「ベタベタするからワックスは苦手」という方もいますが、使用する量を間違えなければ、べたつきはそこまで気にならないですよ。
ポイントは「ワックスの選び方」と「つける量」です。
髪を固めすぎない、自然に仕上がるタイプのワックスを使いましょう。保湿できるものが特に良いです。
ちなみに上記の写真で使用しているのは、プリュムワックスです。
プリュムワックスはできるだけシンプルに作っており、敏感肌の方や小さなお子さんでも使えます。またワセリン、ホホバオイル、アルガンオイルベースでしっかり保湿できるところも特徴です。
またつける量は、ほんの少しで大丈夫です。こちらはプリュムワックスの目安量ですが、このくらいで十分なんですよ。
このくらいの量のワックスを手のひらに出したら、まず両手のひらをこすりあわせるようにして、手にワックスを馴染ませます。こうすることで体温でワックスがやわらかくなり、馴染ませやすくなるんです。
そしたらパサつきが気になりやすいところを中心に、手櫛で梳かすような感じで塗布しましょう。
この使い方であれば、そこまでべたつきなどは気にならないと思います。ぜひ試してみてください!
(ヘアバーム ソフト)60g
3,500円(税込)〜
50代におすすめの髪型紹介!
次に、50代の方に似合う髪型を解説していきます!
白髪や薄毛などが気になってくる50代の女性には、ショートなど短めの髪型がおすすめです。
↑あと数カ月で50代になる女性のショート。決まらないとお悩みの方にはメリハリが重要です。仕上げはブローなどのセットは一切していません。乾かしてプリュムワックスを付けただけとなります。
ショートヘアはトップにふんわり感を出しやすいので、若々しい雰囲気が作りやすいんですよ。また短くした方が白髪や薄毛も目立ちにくくなります。
それから、長さによらず毛先を適度に軽くすることも大事です。
大人の女性の場合、重いスタイルだと、野暮ったく見えてしまいやすいからです。軽やかさと動きを出すことができるようなヘアスタイルにすることをおすすめします!
▼BEFORE
今回のオーダーは「若く見えるように」です!
▼AFTER
「おばさん」と言われないショートは重い毛先ではなく軽くしなくてはいけないし、トップの動きだったりシルエットが重要となります。やってはいけないのは、刈り上げること。50代でも女性らしさ可愛らしさは意識してカットをしています。
髪型が決まらない50代におすすめのショート(ポイント)
ショートヘアにする場合は、横から見たときのシルエット(角度)も大事にしましょう!
頭のシルエットがきれいに見えるようなスタイルにするのが良いです。
↑長さをあまり変えなくても、雰囲気を変えることは可能です!顔が丸い、襟足が浮くなどのお悩みをお持ちな方にお勧めです。カジュアルな服装にも似合わせることが出来るデザインです。
どちらもショートヘアですが、印象が結構違いますよね。
↑小顔に見せたい場合や、顔のぽっちゃり感が気になる場合にも、ショートヘアはおすすめです。
「短くするとフェイスラインを隠すことができなくて、顔の大きさが余計に気になってしまうのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、むしろフェイスラインは変に隠さず出してしまった方が、すっきり見えるんですよ。
50代の女性でありがちなのが、「まとまらないから毎日髪の毛を結ぶ」ということです。それでは決まらないので、下してファッションに合わせてヘアデザインにすることがおすすめです。
またすっきりとしたヘアスタイルにすると、顔色が明るく見える&若々しい印象になるという嬉しい効果もあります!
「ショートは勇気がない」50代女性おすすめのミディアム
↑基本的にはショートがおすすめですが、服装の好みや雰囲気、ライフスタイル等によっては、長めの髪の方が良い場合ももちろんありますよね。
ミディアムヘアにする場合には、この写真のようにひし形のシルエットを意識すると、すっきり見えます。またひし形シルエットの髪型は、顔型を目立ちにくくする効果もありますよ!だから「ハチが張っている」などの骨格のコンプレックスを隠すことが出来るようにレイヤー(段)を適度に入れてもらいましょう。
ちなみにショートに限らずミディアムやセミロングであっても、立体的なヘアスタイルにすることはかなり重要です。立体感のある髪型にすると若々しく見えますよ。そのためには重めのボブではなく動きのあるデザインをオーダーすることがコツとなります。
とはいえ重めのカット(まとまり重視)より動きのあるヘアスタイルはカットする側の美容師さんのセンスや腕が試されるので、適当な美容院で大胆のイメチェンをすることはおすすめできません。
↑フェミニンな雰囲気が好きな方なら、セミロングもありです。
ちなみに前髪は、作った方が若く見えますよ!
とはいえぱっつん前髪や重すぎる前髪だと、子どもっぽくなったり垢抜けない感じになったりするので、気を付けてください。
目にかかるくらいの長さにして、軽く斜めに流してあげるのがおすすめです。
そして、髪の毛の艶が大切になってくる50代の方にご好評なのがプリュムワックス 。
パサつき、チリつき、うねりを抑えて艶髪になります。
50代女性にはパーマはおすすめできない
余談ですが、50代女性にはパーマはあまりおすすめできません。
髪にボリュームを出したくてパーマをかける方もいるかもしれませんが、パーマはどうしても髪が傷むので、パサつきが気になってしまうんです。一度パーマをかけてしまって失敗をしてしまった方もいるはずです。
理由は若い頃と今ではカラーの頻度が全然違いますよね?白髪を頻繁に染めないといけない50代はパーマをしてしまうとほとんどの確立で、決まらない髪型になります。
髪がパサパサしていると老けて見えてしまうので、髪がパサつく施術はできるだけしないようにしましょう。大切にすべきです。
ボリュームが欲しい場合はパーマをかけるのではなく、カットで表現すると良いですよ。自分の髪質を活かしたスタイルにすると、扱いも楽になります。
またパサつきが気になるからといってサロントリートメントをするのも、おすすめしません。
施術直後はさらさら&つやつやになったかのように思えるかもしれませんが、効果は一時的なものなので、持続性はないんです。
それに髪は死んでいる細胞なので、一度傷んでしまったら、サロントリートメントをしたって修復することはできないんですよ。
(なのでダメージがひどい場合はカットするしかないです)
そんなことにならないよう、取り返しのつかないパサつく髪にならないように注意をしなくてはいけません。
ちなみにこのあたりのことは、別の記事でも詳しく解説をしています。気になる方は読んでみてくださいね。
まとめ
最後に今回の内容を簡単にまとめます。
- 50代になって髪型が決まらなくなるのは加齢によって髪質が変化するから
- スタイリングにツヤがでるワックスを使うと若々しく髪もきれいに見える
- 50代女性におすすめなのは「適度に毛先を軽くした動きのあるヘアスタイル」
- 髪がパサパサして見えるのでパーマはおすすめできない
- サロントリートメントは基本的にしなくて良い
今回はこれで以上となります。少しでも50代女性に参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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