くせ毛のような「うねり髪」に悩み始めるのは50代、60代の特徴のひとつ。
今回は美容師さんに、くせ毛のような「うねり」が出てくる原因と、コンプレックスを解説する髪型を紹介してもらいました。
50代からくせ毛が出てくるのはなぜ?
くせ毛は生まれつきや遺伝によるものだけではありません。
年齢を重ねることで変わっていく髪質は、エイジング毛と呼ばれ、うねりを発生させます。
エイジング毛になる原因
30代後半から40代にかけ、身体の中では女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が減りはじめます。
エストロゲンは髪にハリやコシを与えてくれる女性ホルモンのひとつです。
その分泌量が減少すれば、髪は細く弱くなりはじめます。
また年齢を重ねることでうるおいを保つための皮脂分泌量も減少します。
これらが重なると髪の毛は弾性とうるおい失い、くせ毛のようなうねりのある髪の毛が出てきます。
50代からの髪はダメージに弱い
50代以降の髪は、タンパク質が不足することで、髪の毛がダメージに弱くなります。
そこ以下のようなダメージが加わると、うねりを引き起こすことがあります。
- 白髪染めなどのカラー
- パーマ
- 熱ダメージ
- 摩擦ダメージ
- 紫外線など
とくに髪へのダメージが大きなものとして知られているのがヘアカラーなどの薬剤ダメージ。
白髪が増えてくると、白髪染めをする頻度も増えます。
それにより、髪へのダメージも大きくなってきます。
傷んだ髪は年齢よりも老け見えしてしまう原因にも。
50代からおすす!くせ毛のうねりを活かした髪型
50代のうねり髪を活かしたヘアスタイルをご紹介します。
うねりを活かしてふんわり感!大人のボリュームショート
襟足を長めに残すことで、ウルフ風にしたショートヘア。
全体的に長めなので女性らしさをのこしつつ、うねりをパーマのように生かすことができます。
このような髪型をスタイリングするには固めず束感を作れるスタイリング剤がおすすめです。
おすすめのスタイリング剤
(ヘアバーム ハード)60g
3,900円(税込)〜
トリートメント成分たっぷりで、固めずスタイルをキープできるエイジング毛向けのスタイリング剤。
オーガニックワックスでありながらハードタイプなので、動きをつけたい人はかなり重宝します。
パーマ風でもイマドキはウェット感が大切!ボブヘア
イマドキのボブはウェット感を出して毛先に動きをつけるのが主流。
くせ毛をパーマのように活かすにはオイル以上、ワックス未満の質感が魅力的なプリュムワックスがおすすめ。
エイジング毛に艶と潤いを与えることでパサつきを軽減することもできます。
エイジング毛におすすめ!くせ毛のためのプリュムワックス
(ヘアバーム ソフト)60g
3,500円(税込)〜
トリートメント成分たっぷりで、スタイリング剤でありながら固形トリートメントとしての役割も果たすプリュムワックス。
50代からのうねりケアはタンパク質補給がカギ
年齢とともに髪のタンパク質であるケラチンが減少し、髪の弾力性やツヤが失われることがうねりの大きな原因です。
このような状態は放置せずに、適切なケアをしましょう。
シャンプーやトリートメントによるタンパク質補給(ケラチン補給)はとても大切です。
ケラチンは髪の主要な構成要素であり、髪を丈夫で健康な状態に保つのに不可欠な役割を果たします。
加齢によって失われたケラチンを補給することで、髪に弾力性を与え、うねりや広がりを軽減する効果が期待されます。
ケラチンタンパク質を補給できるシャンプー&トリートメント
4,900円 (税込)
11,000円 (税込)
8,980円 (税込)
1,980円(税込)〜
定期的なケラチン補給は、髪のダメージ修復や保護にも役立ちます。
髪に栄養を与え、水分を保持することで、パサつきや枝毛を防ぎ、健康的な髪の状態を維持します。
また、ケラチン補給によって髪表面がなめらかになり、まとまりやツヤを取り戻すことができます。
アラフォー(気持ちは永遠の35歳)のはるか。くせ毛LOVEのwebライター。髪の毛に関する情報発信が専門。