パサつき、ボサボサになって広がるのは、髪の毛が傷みすぎてやばい状態になっている可能性大。
現役美容師さんに、傷みすぎてやばい状態の髪の毛を救う方法を解説してもらいました。
髪の毛は傷みすぎてやばい状態とは?3つの原因を知る
髪の毛は怪我をした肌が自然治癒するのとは違い、自己再生能力がありません。
傷んでしまうと元に戻せない髪の毛。
そのままにしておくと状態は悪化してしまいます。
髪へダメージを与えて傷めてしまう原因は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
- 薬剤パーマやブリーチ、ヘアカラーなどの施術
- 間違ったホームケア
- エイジング毛により弱くなった
原因:パーマやヘアカラーなど薬剤ダメージによるもの
- パーマ
- ブリーチ
- ヘアカラー
パーマやヘアカラーなどの薬剤によって髪が傷む主な原因は次のとおり。
化学的な変化:パーマやヘアカラーは、髪のタンパク質構造を変化させる化学薬品を含んでいます。これらの薬剤は、髪のキューティクル(表面の保護層)を開き、内部の色素や形状を変えます。このプロセスは、髪のタンパク質に影響を与え、髪を傷つける原因となります。
水分の喪失:化学処理によって髪のキューティクルが開き、その結果、髪が水分を保持しにくくなります。これにより、髪が乾燥し、脆くなります。
フリーラジカルの生成:パーマやヘアカラー処理中に、髪のタンパク質やメラニン色素が酸化されることで、フリーラジカルが生成されます。これらのフリーラジカルは髪を傷つけ、酸化ストレスを引き起こします。
pHの変化:パーマやヘアカラーによって髪のpHが変化し、髪の保護機能が低下することがあります。これにより、髪が脆くなり、傷みやすくなります。
過度な熱や引っ張り:パーマやヘアカラー処理後は、髪が弱くなっているため、過度な熱や引っ張りによってさらに傷つけられる可能性があります。
これらの要因が組み合わさることで、パーマやヘアカラーなどの化学処理によって髪が傷むことがあります。
正しいアフターケアや保護対策を行うことで、髪を健康的な状態に保つことができます。
間違ったホームケア
髪の毛が傷みすぎてやばい状態になる原因として、間違ったホームケアがあります。
髪のホームケアについて
- 髪を傷めないシャンプーの方法と選び方
- 髪の毛の扱い方
- ドライヤーやアイロン、コテの使い方
髪を傷めないシャンプーのポイント
髪の毛に直接原液をかけない、ゴシゴシしない、予洗いをする。
それから、シャンプーの洗浄力の強すぎると、髪の傷みが進行する原因に。
髪が傷みすぎてやばいと感じたら、ダメージケア用のシャンプーを選ぶようにしましょう。
洗浄成分はアミノ酸系シャンプーがおすすめ。髪と頭皮にうるおいを保ちつつ、汚れはスッキリと洗い流してくれます。
ダメージ補修成分はケラチンとヘマチンが配合されたものがおすすめです。
傷みすぎてやばい髪に使いたいシャンプー&トリートメント
4,900円 (税込)
11,000円 (税込)
8,980円 (税込)
1,980円(税込)〜
正しいヘアケア
- 髪を乾かしてから寝る
髪を洗った後は必ずドライヤーで乾かしてから寝る習慣をつけましょう。
濡れた髪は、髪の内部を守るキューティクルが開きっぱなしの状態。
通常閉じていなければならないキューティクルが開いたままだと、髪は傷みやすくなります。
また、睡眠中に枕や髪どおし擦れてしまう摩擦刺激によって、より強いダメージを受けてしまうだけでなく、絡まりが増えたり、切れ毛が起こる原因にもなるので、お風呂の後はドライヤーで髪を乾かすようにしましょう。
- ドライヤーの過乾燥に注意する
髪を乾かすときは、ドライヤーは当てすぎると髪の毛が過乾燥の状態になり、パサつき悪化の原因に。
髪の毛が8割ほど乾いたら冷風を当てて乾かすと良いでしょう。
- アイロンの熱に注意
アイロンやコテを使って髪を伸ばしたり、巻くいたりするときは設定温度に気を付けて。
温度が高いほど髪は伸ばしたり巻いたりしやすくなりますが、熱で髪はダメージを受けてしまいます。
高すぎない、約150℃で使用するとダメージが少なくなります。
ドライヤーやアイロンの熱を利用してダメージ補修する、酸熱トリートメント
3,800円(税込)〜
おうちで使えるヘアマスクタイプの酸熱トリートメント。
サロンに通わなくても酸熱ケアができるコスパ最強アイテム。
加齢による髪質変化
加齢のよる髪質変化によって、ダメージに弱くなりやすいのがエイジング毛。
これは30代後半から40代になると女性ホルモン分泌量の減少によってエイジング毛が発生します。
髪は少しずつ細く弱くなります。ふと髪がパサつくようになったと感じたらえいの可能性大。
エイジング毛におすすめのヘアオイル
5,800円(税込)〜
エイジング毛に不足しがちなタンパク質を補うことができる、くせ毛、エイジング毛用のヘアオイル。
無香料で、ナイトケアとしておすすめなアイテムです。
髪の毛が傷んでしまう理由とその対策方法、まとめ
髪が傷みすぎてやばい状態になってしまうのはなぜなのか、その原因と対策方法について現役美容師さんに解説してもらいました。
なぜ髪は傷むのか、その主な原因は以下の3つ。
- パーマやブリーチなどのダメージの強い化学薬品
- 間違った髪の乾かし方やドライヤーの使い方、アイロン・コテの温度設定
- 加齢による髪質変化
9,300円(税込)〜
アラフォー(気持ちは永遠の35歳)のはるか。くせ毛LOVEのwebライター。髪の毛に関する情報発信が専門。