美容師解説!「髪がボサボサ」治らない理由と直し方について

髪がボサボサでまとまらない!」「何でボサボサになっちゃうの?」その疑問にお答えします!

髪がボサボサ・バサバサしているときれいに見えないし、まとまらないので憂鬱になってしまいますよね。そこで今回は「そもそもどうして髪がボサボサになるのか?」の原因を解説した上で、原因別に対策方法をお教えしたいと思います。

髪のボサボサ感でお悩みの方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!

髪がボサボサになるのは何故?

髪がボサボサの原因

まず「どうして髪がボサボサ・バサバサになってしまうのか?」考えられる原因について解説します。原因・理由は一つではないんです。

原因①くせ毛・乾燥毛

くせ毛や乾燥毛の場合、どうしても乾燥してボサボサの状態になりやすいです。

これは髪質の問題なので、仕方がないとも言えます。

生まれつき直毛でしっとりサラサラの人もいれば、ちゃんとケアしているのに癖があってパサパサしたりゴワゴワしたりする人もいます。肌質や骨格が人によって違うみたいに、髪質もそれぞれ異なるものなんです。

髪質を変えることは不可能ですが、くせ毛や乾燥毛が原因のボサボサは少しの工夫で目立たなくすることが可能です!方法は後程解説します。

原因②カットやパーマなど施術の失敗

元々の髪質は良いのに、カットやパーマ、縮毛矯正、ヘアカラーなどの施術の失敗によって、状態が悪くなってしまっている方もいます。

言葉は悪いですが一言でいえば「技術力の無い美容師さん」にカットされて髪が汚く見えてしまっていることもありますし、梳き方が間違っていて表面に短いアホ毛がたくさん出てきてバサバサに見えているケースもあります。

施術の失敗によってボサボサしてしまっている場合は、美容院を変えましょう。そして正しく施術してもらうことで、改善することができます。ただし正しい施術を受けても一回では変わることはできません。ボサボサになってしまった原因の箇所をすべて切るか、伸ばして切ってを繰り返して生え変わることを長い期間で直していく必要があります。

原因③熱や摩擦で痛み枝毛・切れ毛ができている

髪が傷む原因は色々あります。

(コテやヘアアイロンの熱ダメージ・縮毛矯正を繰り返している・紫外線のダメージ・濡れたまま放置して摩擦で傷んでいる等々)

毎日クシを使って髪をとかすことは重要なんですが、そのとかし方が雑だと髪の毛は切れてしまうから一か月後にはボサボサになってしまいます。

このような物理的なダメージによって髪が傷んでしまうと、枝毛や切れ毛が目立ちますよね。そうするとボサボサして見えてしまいます。

髪は傷ませないことがとにかく大事です。優しく扱いましょう!

一度ダメージヘアになってしまうと取り返しがつかないので、未然に防ぐことが重要となりますがすでにボサボサになっている場合はカットするか誤魔化すかしかありません。なのでまだそこまで傷んでいないなら、これ以上ダメージを与えないようにしましょう。

具体的には「毎回の全体ストレートパーマや全体にかける縮毛矯正やパーマをやめる」「適切なケアをする」「コテやアイロンを使うときには高温にしない」等ですね。

原因④セルフケア(ヘアケア製品)が間違っている

▽使用したヘアケア製品

プリュムヘアオイル
補修して芯から潤す。べたつかないプリュムヘアオイル
うねり、パサつき髪になじませてブローするだけ。かんたん&時短ケア 雨の日もうるさら髪続く
やさしい3つのポイント1 地肌と髪に心地よいこだわりの無添加処方
やさしい3つのポイント2 天然植物由来の保湿成分を使用
やさしい3つのポイント3 シーンを選ばない無香料
プリュムヘアオイルの使い方
プリュムヘアオイル 120mL

5,800円(税込)

適切なセルフケアを行っていないせいで、ボサボサが目立っている可能性もあります。セルフケアは毎日のことなので侮れませんよ。良い状態の髪をキープするためには、かなり重要です。もちろん使い方も重要です。

「でもヘアケアアイテムってたくさん種類がありすぎてどれを使えば良いかわからないし、忙しくて髪のお手入れにそこまで時間をかけることができない」という方も多いと思うので、最低限やってほしいポイントを箇条書きで簡潔にまとめておきます。

  • 髪は必ず乾かしてから寝る
  • ドライヤーは近づけすぎない(手のひらに当てても熱くない距離からかけると良い)
  • 乾かす前にアウトバストリートメントを必ずつける(つけないと切れ毛の原因になるから)
  • 品質の良いシャンプーやトリートメントを使う(商品を選ぶときは成分をチェック)
  • 櫛やブラシで髪を梳かすときは「毛先→中間→根本」の順番で行う(根本から一気に梳かすと髪が絡まっている場合切れ毛などの原因になる)

原因別!髪のボサボサ対策方法

やるかやらないかでかなり変わることができるので習慣化しましょうね。

①くせ毛・乾燥毛が原因の場合

髪質が原因でボサボサになっているのであれば、くせ毛を活かせるような髪型にするのがおすすめです。

長いとボサボサ感が目立つので、ショートやショートボブなど短めのスタイルにするのが良いですね。もし長めが好きな場合でも、ミディアムくらいの長さにした方が扱いやすいですよ。

髪質を活かしたヘアスタイルbefore&after

↑beforeはボサボサ・ゴワゴワ感が強めでしたが、ふんわりするショートにカットしたことで、むしろエアリーでおしゃれな印象に。このようにツヤが出にくい髪質も、ヘアスタイルによっては素敵に見えるんですよ!

あとはスタイリングのときにプリュムワックスを使うのもおすすめです。かなり癖が強い髪も、ワックスを使ってあげると良い感じにまとまります。

before&afterで使っているワックスは、プリュムワックスです。

ワセリンが主成分&オイル成分も配合しており、保湿力が高いところが特徴となっています。さらにセット力もあるので、まとまりにくいくせ毛の方のスタイリングに適しているんですよ。

プリュムワックス(ヘアバーム ソフト)
美しい艶をつくる、うるおいのベール プリュムワックス
とろけるバームタイプ べたつかず、自然な艶感を やさしさ溢れる、天然由来成分仕立て
湿気から髪を守り、うねり&広がりを抑える
地肌と髪に心地よいこだわりの無添加処方
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プリュムワックスのヘアセット仕上がりレベル表
プリュムワックスでヘアセットした例1
プリュムワックスでヘアセットした例2
プリュムワックス
(ヘアバーム ソフト)60g

3,500円(税込)

②カットなど施術の失敗が原因の場合

施術の失敗によってボサボサしてしまっている場合は、カットで修正しましょう。

髪のボサボサをカットで修正

↑(メニュー:カットだけ)

梳かれすぎで毛先がスカスカになってしまっていましたが、毛先中心にカットすることによってまとまりのある状態に戻りました。このようにカットだけでもかなり見た目を変えることができるんです。

③傷みが原因の場合

傷みが原因の場合もカットをすることがまず重要ですね。特に毛先中心にボサボサ・パサパサしているのであれば、毛先を整えてあげるだけでもきれいな状態になるケースがあります。

傷んだ髪をカットできれいに見せる

↑傷んで切れ毛や枝毛が目立っていた部分をカットすることによって、ダメージが目立たない状態になりました。

ただかなり酷く傷んでしまっている場合や、毛先だけでなく全体的にダメージヘアが目立つのであれば、思い切って短くしてしまうことをおすすめします。その方が結果的に早くきれいな状態の髪に戻すことができるからです。

④不適切なセルフケアが原因の場合

セルフケアが間違っていてボサボサの状態になっている場合は、先ほど箇条書きでご紹介した簡単に取り入れることができる正しいセルフケア方法をまずは試してください。

それからアウトバストリートメントはオイルタイプのものを使いましょう。特にくせ毛の方は、水分を含むと髪が広がってしまうため、ヘアミルクやヘアミストのように水分を含んでいるヘアケアアイテムは向いていないんです。オイルは水分を含まないので、広がる心配なく使えます。

まとめ

今回は気になるボサボサヘアを何とかする方法を原因別に解説してきました。最後に内容を簡潔にまとめておきますので、復習等に活用してください。

  • ボサボサの原因は「くせ毛や乾燥毛だから」「施術の失敗」「ダメージ」「適切なセルフケアをしていない」等がある
  • 髪質が原因でボサボサしているなら髪質を活かせるヘアスタイルにするかワックスを使ってしっとりまとめてあげるのがおすすめ
  • 施術の失敗で髪がきれいに見えない場合は正しくカットしてあげることで大分改善することができる
  • ダメージが原因の場合もカットで多少ボサボサを解消することができるが傷みが酷い場合はバッサリ切ってしまった方が良い
  • 不適切なセルフケアが原因の場合はホームケアを見直すことで髪をきれいに見せることができる

今回はこれで以上です。気になるボサボサ感やパサつきを解消するために、今回解説した方法をぜひ試してみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!