「骨格をカバーできる髪型にしたい」「できるだけ小顔に見せたい」そんな方必見の内容となっています。
少しでも小顔に見せたいと思っている方は多いですよね。
生まれながらの骨格を変えることはできないのですが、髪型を工夫して、顔を小さく見せることことは可能です。
今回は髪質や骨格にお悩みがあるお客様を例に小顔に見せたい40代の方におすすめしたい髪型を、顔型別にご紹介していきます。
そもそも小顔って何?ポイント解説
おすすめの髪型を解説する前に、まず「そもそも小顔って何?」について。
人それぞれ個性があるため、顔の形や頭の形、身長が違うのは当たり前です。
顔が小さければ小さいほど良いのかというと、そういうわけではありませよ。
結局大事なのは全身とのバランスなんです。
人それぞれ体格は違うので「このサイズがベスト」みたいなものはありません。
ちなみに日本人の頭身の平均は7頭身くらいだそうです。
8頭身だと「顔が小さくてスタイルも良いな」という風に見えるくらいかと思います。
でも7~8頭身に近づけたいと思ったとしても、顔のサイズを大幅に変えることってかなり難しんです。
似合う髪型は上半身の骨格と顔の大きさで変わる
さきほど「全身のバランスが大事」ということを解説しました。
体系、骨格によって小顔になれて尚且つ似合う髪型はそれぞれ違いますので以下で詳細を解説します。
がっしり体系、大きな顔の方におすすめの髪型
肩幅が広くて頭の骨格が大きい場合、等身のバランスを取りやすいので工夫次第で小顔に見せることが可能ですが、比較的「首が短い」場合は丸いシルエットの髪型、毛先を揃えすぎているデザインはおすすめしません。
鎖骨あたりの長さの場合はレイヤーを入れて顔周りに毛先を落とすこと。
毛量が多くてくせ毛でもAfterのようにうねりを生かした小顔ヘアにすることができました。
美容院のオーダーでは「レイヤー、段を入れてほしい」とお伝えするようにしましょう。
伝えるのが苦手な方もいらっしゃると思いますので画像を美容師さんに見せることをおすすめします。
ショートや肩に当たるくらいの長さはくびれを作ることで小顔に見せることが可能です。
ブローなどのセットをせずにプリュムワックスだけで仕上げております。
(ヘアバーム ソフト)60g
3,500円(税込)〜
前髪のポイント
- 目尻に落ちる前髪を作ること
- トップに動きを出して縦のシルエットを強調させること
- 顔周りに影を作る髪を作る
40代以降の女性からは重めで真っすぐなパッツン前髪は小顔効果が出づらいです。
特に小顔に見せたい方は斜めに流すようなデザインに切ってもらいましょう。
顔が大きい方におすすめできないこと
- おでこが狭い場合は前髪を作らない
- 段やレイヤーが一切入っていない重めの髪型
- 動きのないストレートなデザイン
肩幅と髪型のボリュームバランスを調整することで小顔に見せることができます。
(セットはただ乾かしてプリュムワックスを使用しただけです。)
襟足は軽めで、ひし形のシルエットにすることがポイントです。
長さをあまり変えなくてもショートヘアにすること、顔を小さくすることができるだけではなく若く見せることも可能です。「ショートにしたらおばさんっぽくなってしまうのでは?」と不安な女性でも大丈夫です。
だって上のお客様は60代の女性ですからね。難しいセットなどはしなくても正しいカットとヘアケア法をするだけで艶とまとまりは出すことはできます。
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【骨格別】おすすめの髪型とメイクのポイント
それでは骨格別に、おすすめの髪型をご紹介していきます。また顔をすっきり見せるためのメイクのコツも簡単に解説するので、参考にしてください!
丸顔さんが小顔に見せるには?
丸顔さんは頬がふっくらしていて、基本となる顔型の「卵型」と比べると横幅が長めです。
丸顔さんの中には「大きい顔に見える……」と悩んでいる方も少なくないと思いますが、実は頬がふっくらしているだけだったり、顎に丸みがあるからぽっちゃりとしたように見えているだけというケースも多いです。
それに丸顔って若々しく見えますし優しい印象があるので、むしろチャームポイントです。
とはいっても「自分では気になるから少しでも何とかしたい!」と思うものですよね。
なので、丸顔が目立ちにくくなる要素を取り入れたヘアスタイルにしてみましょう。
丸顔を気にされていたお客様だったので、サイドの髪を長めに作らせていただきました。
丸顔がコンプレックスという方は、髪型に以下の要素を取り入れてみてください。
- トップをふわっとさせて高さを出す(縦を強調すると丸顔が目立ちにくい)
- ひし形に近いシルエットにする(ひし形シルエットはメリハリが出る)
- サイドの髪を作る(フェイスラインを自然にカバーする)
- 前髪は目に少しかかるくらいの長さにして斜めに流す(斜めに流すことで丸顔が目立ちにくくなる)
ぜひ参考にしてくださいね。
メイクはハイライトとシェーディングを入れる位置が重要になります。
シェーディングはふっくらしているフェイスラインに入れましょう。そうすることでシュッとした印象になります。
ハイライトは縦ラインを強調させるために、Tゾーンと顎に。ハイライトを入れるとツヤと明るさがプラスされるので、顔色がぱっと明るくなるという効果もありますよ!
シェーディングとハイライトのコツは「最初は濃くしすぎないこと」です。少しずつ様子を見ながら入れていくようにすると、失敗しにくいです。
面長さんが小顔に見せるには?
面長は卵型よりも縦が長めの顔型のことです。
面長さんは大人っぽい雰囲気に見える方が多いです。そのため「老け顔に見える」と悩む方もいますが、言い換えれば「クールビューティー顔」なんです。
また前髪を作るのもおすすめです。前髪を作ると若々しい印象に見せやすいというメリットもありますよ。
面長がコンプレックスという方は、髪型に以下の要素を取り入れてみてください。
- 後頭部に丸みのあるシルエット(横のシルエットを意識)
- 襟足が短めのスタイル(短めの方が面長が目立たない)
- 前髪を作る
参考にしてくださいね!
メイクのポイントですが、面長さんはシェーディングを「顎と生え際」に入れましょう。顔の上下を削るような感覚ですね。
それから面長さんの場合「横」を強調させることで顔型を目立ちにくくすることができるので、ハイライトは「横長」に入れてください。
縦はあまり強調しない方が良いので、基本的には鼻筋のハイライトは入れなくて良いです。でも「鼻を高く見せたい!」のであれば、少量入れてもOKですよ。
ベース型さんが小顔に見せるには?
ベース型はエラが目立つ顔型です。
「ボーイッシュな感じに見えやすい」というお悩みを抱えやすい顔型ですが、大人っぽいきれいめの髪型が似合いやすい顔型でもあるんですよ。可愛い系よりもきれい系に寄せてあげると、骨格の特徴を上手く活かすことができます。
それからエラをサイドの髪などでカバーしてあげると、小顔に見せることができますよ!
ベース型がコンプレックスという方は、髪型に以下の要素を取り入れてみてください。
- 卵型に近いシルエット(卵型に近づけるため)
- サイドの髪で自然にエラをカバー
- 前髪を斜めのシルエットにする。
ベース型さんは、エラの部分にシェーディングを入れると顔がすっきりして見えますよ!
ハイライトは「縦長」に入れるとバランスよく見えます。ベース型さんは顔が平面的に見えやすいので、ハイライトで立体感を出すと良いです。
まとめ
今回は「大きい顔が悩み」「顔型がコンプレックス」「少しでも小顔に見せたい!」という40代女性向けに、おすすめの髪型とメイクのポイントを解説させていただきました。
最後に今回の内容をまとめておきます。
- 小顔になりたいと思う人は多いが大事なのは「バランス」なので服装や髪型、メイクなどを工夫し全体的にバランスよく見せることが大事
- 丸顔さんにおすすめのスタイルは「トップふんわり」「ひし形シルエット」「前髪を斜めに流す」「サイドの髪を作る」
- 面長さんにおすすめのスタイルは「後頭部に丸みのあるシルエット」「襟足は短め」「前髪を作る」
- ベース型さんにおすすめのスタイルは「卵型に近いシルエット」「サイドの髪を作る」「前髪は斜めに」
今回はこれで以上です。少しでも参考になれば幸いです。自分に似合う髪型やメイクで、より一層素敵になりましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
アラフォー(気持ちは永遠の35歳)のはるか。くせ毛LOVEのwebライター。髪の毛に関する情報発信が専門。