ヘアミルクとヘアオイルの違いは?併用すべき?選び方を解説

「ヘアミルク使っているけど、オイルのほうがいいのかな?それとも併用したほうがいいのかな…」

そんなお悩みありませんか?

結論、併用する必要はありません。

なぜなら、髪質・お悩み別で「ヘアミルク」「ヘアオイル」のどちらか一つを使えば、髪悩みは解決できるからです。

しかし、担当の美容師さんに勧められたり、お友達から「一緒に使うと、ビックリするほどツヤツヤになったよ!」と、聞いたりすると「私も併用すべきなのかな?」と思いますよね。

ということで、詳しく解説していきます。

そもそもヘアミルク・ヘアオイルとは?

いきなりですが、あなたはヘアミルク・ヘアオイルの目的や使うタイミングをご存じでしょうか?

髪のボリュームを抑え、ツヤを出すための「ヘアスタイリング剤」だと思っている方は注意。

実は、傷んだ髪の毛を補修・保護する「ヘアケア剤」なのです。

当然「ヘアケア剤」なので、使うタイミングは「髪を乾かす前」となります。

商品の質(成分)によっては、ドライヤーの熱や、摩擦から髪を守るだけではなく、ヘアダメージを補修する効果もあります。

基本的には、ヘアミルクとヘアオイルを併用したからといって「ヘアケア・ヘアスタイリング」の両方を叶えることはできません。

とはいえ、もともと髪質が良い方の場合、どんな使い方でも綺麗な髪になれます。

しかし「広がる」「パサつく」「うねる」など、髪質でお悩みの方はそうはいきません!

くせ毛・ヘアダメージでお悩みの方は目的使うタイミングを守ることで“美髪”になれます。

ヘアケアアイテムの目的と使うタイミング

さて、あなたの目的は?

美容師である僕がおすすめする目的にあったヘアケアアイテムと、正しいタイミングは以下となります。

比較項目 目的 タイミング

ヘアミルク

ヘアオイル

熱や摩擦から髪を守り、ヘアダメージを補修・保護。 髪を乾かす前やヘアアイロン前。

ヘアワックス

ヘアムース

くせ毛などによる「うねり」や「広がり」を抑えたり、パーマのヘアセット。 アイロンなどのヘアセット後、お出かけ前。

いかがでしょうか。

続きまして「併用」について深堀していきたいと思います。

ヘアミルクとヘアオイルの併用は無駄?!日によって使い分けはOK

  • 今日はヘアオイルを使ってしっとりさせようかな
  • 明日は甘い香りがするヘアミルクを使おうかな

といったように、日によって使い分けることについてはとくに問題ありません。

ですが、ヘアオイルとヘアミルクを同時に使うのは、おすすめできません。

なぜなら、両方同時に使ったからといって効果が2倍になるわけではないからです。

ミルクとオイルの併用をおすすめしない3つの理由

  • 併用する場合どっちを先に使えば?
  • タイミングや使い方は?

という疑問がある方…申し訳ありませんが、以下の理由で僕は併用をおすすめ致しません。

  1. ヘアオイル→ヘアミルク」の順番で付けた場合は、髪がオイルでコーティングされている状態のところにミルクを塗布するわけなので、ミルクが髪の表面で弾かれてしまいます。
  2. ヘアミルク→ヘアオイル」の順番で付けた場合は、先に塗布したミルクが邪魔してオイルが本来のヘアケア効果を発揮できません。
  3. 時間とお金の無駄になります。

①と②でお伝えしたように、両方を一気に使ってもそれぞれの長所を打ち消してしまうので「自分の髪質と、目的に合っている方だけを使う」のが良いです。

③でお伝えした「お金と時間の無駄」を無くすために、髪質にあった商品を使うことをおすすめします。

ということで以下では、具体的にあなたに合ったヘアケアアイテムをご紹介します。

ヘアミルクとヘアオイルはどっちを使うべき?

はるか
併用する必要がないことはわかったけど…じゃあ、どっちがいいの?

上記では、ヘアミルクとヘアオイルは「ヘアケア剤」ということ、そして「併用すべきではない」とお伝えしました。

以下では

  • 質感(使い心地)
  • 髪質
  • お悩み

をもとに、おすすめを紹介致します。

へらい
人それぞれ、目的や好みがありますよね。ヘアミルクとヘアオイルどっちにしたらいいのかわからない方は以下の表を参考にしてみてください。

質感(使い心地)

比較項目 ヘアミルク ヘアオイル
ウェット感(濡れ感)
べたつき感がない
保湿
  • ヘアミルクは、水・油分に加えエタノールが配合されているため、使い心地は軽くて「さらさら」とした質感が特徴。伸びが良いが、オイルに比べて保湿効果は低い。
  • ヘアオイルは、商品によっては「ベタベタ」とするため使いにくいという方もいらっしゃいます。ただ、保湿成分が多めに配合されているため、本格的にケアしたい方にはヘアオイルの使用をおすすめします。

髪質

比較項目 ヘアミルク ヘアオイル
くせ毛・縮毛
猫っ毛・軟毛
ダメージ毛
  • ヘアミルクは、油分などの保湿成分が少ないためペタンとなりにくく「猫っ毛・軟毛」の方におすすめ。
  • ヘアオイルは、油分が多いため髪の量が少ない人が使うと「ぺたんこ」になってしまうため、強いくせ毛やダメージ毛におすすめです。

お悩み

比較項目 ヘアミルク ヘアオイル
毛量が多くて広がる
髪の傷み
くせ毛のうねり ×
  • ヘアミルクは「水」を多く含むため、髪馴染みは良いが、くせ毛のうねりや髪のボリュームを抑えるのが難しいことも。
  • ヘアオイルは、天然のオイル(ホホバオイルやアルガンオイルなど)が配合されているため、ボリュームを抑え、くせ毛のうねりを真っすぐに整えやすい。

くせ毛×ダメージ毛におすすめの成分

補修・保護・保湿成分の有無の見極め方は、商品の裏側にある「全成分」を見ると良いでしょう。

傷んでいる髪におすすめの成分をまとめました。

おすすめの成分

成分名 特徴
シルク 主に髪の傷みを補修し、熱や摩擦によるヘアダメージを予防する。

※イソステアロイル加水分解シルク

ケラチン 補修効果だけではなく、髪にハリ・コシを与える。

※イソステアロイル加水分解ケラチン

コラーゲン 髪の質感しなやかに。まとまりやすい髪に導く。

※イソステアロイル加水分解コラーゲン

美容師が使うならこれ

はるか
私はくせ毛・多毛・ダメージ毛の三重苦…。どうしたらいいのかな?
へらい
僕のおすすめはヘアオイル(ヘアケア剤)とヘアワックス(ヘアスタイリング剤)のダブル使いです!

難しいヘアセット・ヘアケアを毎日続けるのは大変ですよね。

でも『2STEPアウトバストリートメント』なら簡単!
しかも、美容室のトリートメントよりも経済的かつ、効果抜群です!

くせ毛ダメージ毛におすすめのアウトバストリートメント

今プリュムヘアオイルとプリュムワックスを使った『2ステップアウトバストリートメント』は雑誌やメディアでも話題に!

2STEPアウトバストリートメント

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公式サイト

9,300円 (税込)

楽天市場

9,800円 (税込)

髪の毛を傷ませたくない!一日中、ツヤとまとまりのある髪にしたい!

そんな方には以下の使い方をおすすめします。

  1. 毛先→中間→根元の順番で髪をとかす
  2. プリュムヘアオイルを適量髪の毛にまんべんなく付ける
  3. アイロン130℃から140℃でセット(一定のスピードで挟んで滑らせる)
  4. 仕上げにプリュムワックスでセット

「今までいろいろ試してきたけど、効果を感じるヘアケアアイテムはなかった」…。

そんなあなたにこそ、読んでいただきたいです。

くせ毛・パサつく髪に『2STEPアウトバストリートメント』が選ばれる理由

それでは最後に、基礎中の基礎であるヘアオイルとヘアミルクの特徴を詳しくご説明します。

ヘアオイルとヘアミルクの基礎知識

ヘアオイル

簡単に言うと、成分に」を含まない100%オイルタイプのヘアケアアイテムですね。

ヘアオイルは油分でしっかりと保湿するので、髪の表面にツヤを出しやすいという特徴があります。

そのため、乾燥毛タイプの方にぴったりのアウトバストリートメントであると言えます。

とくに、加齢やくせ毛が原因で「髪がパサつく・うねる」というお悩みにおすすめ。

また髪を油分でコーティングすることができるため、ドライヤーやコテなどの熱ダメージから髪を守る効果も。

そのため、ドライヤー前に使ったり、朝のスタイリング時に使うのもおすすめですよ。

水を含まないのがオイルなので、どうしても付けすぎてしまうとベタつきます。

だから、使い始めは少量から試した方が良いです。

髪が細いタイプや量が少ないタイプの方は特にペタンコになりやすいため、ごく少量から使用を開始し、自分に合う量に調節していきましょう。

あるいは毛先のみに馴染ませるようにして、根元~中間の髪には付けないよう注意してください。

ヘアミルク

その名の通り「ミルクタイプのケアアイテム」のことです。

オイルに水を混ぜてクリーム状にしたもので、ヘアオイルより伸びが良く、使いやすいのが特徴。

オイルタイプのものよりもさらっとしたライトなテクスチャで、ベタつき感が少ない

そのため、多めに塗布してもペタンとしないところが使いやすいポイントになります。

ただし、くせ毛など水分を含むと広がってしまう髪質の方には向いていません(余計にうねりやハネが気になってしまう可能性があります)ので、その点には気を付けてください。

まとめ

今回の内容を簡潔にまとめます。

ヘアオイル ヘアミルク
メリット ・髪にツヤを出しやすい

・保湿効果が高い

・くせ毛のケアに向いている

・ドライヤーなどの熱から髪を守る効果がある

・さらっとしていてベタつかない

・使いやすい

・価格が安い

デメリット ・付けすぎてしまうとベタベタする

・価格が高い

・くせ毛には向いていない

・うねりやハネ、広がりなどが気になることがある

いかがでしたか?この記事をきっかけに、ヘアケアジプシーから脱却していただけることを願っています!