「下膨れが悩み……小顔&若々しく見せたい!」というアラフィフの方必見です!
こんにちは、美容師の戸来です。
今回は下膨れで悩んでいる方や、小顔に見せたい方におすすめのヘアスタイルのポイントを解説します。
アラフィフになると、顔のたるみが気になってくる方も多いと思います。
フェイスラインって、とても重要です。すっきりしていると若く見えたり、全体的にほっそりスリムに見えたりします。
逆にたるんでしまっていると老けて見えますので、少しでもカバーしていきたいですよね。
顔型の悩みはヘアスタイルである程度までは気にならなくすることができるので、安心してください!
自分の骨格や顔型、髪質に似合う髪型にして、より若々しく&魅力的になりましょう。
そもそも「下膨れ」とは?
まずは「そもそも下膨れって何?どんな特徴があるの?」という疑問に回答していきます。
下膨れというのは、簡単に言うと「顔の半分よりも下の部分がふっくらしている顔」のことです。とはいえ、特に明確な定義があるわけではありません。
下膨れだと顔が丸くふっくらとして見えるため、コンプレックスに感じている方もいるかもしれませんが、優しく見えたりやわらかい印象を人に与えたりすることができるというメリットもあるんですよ。
例えば赤ちゃんはみんな下膨れですが、可愛いですよね。それに人気の芸能人にも、下膨れの方は少なからずいます。
なので十分チャームポイントにもなるんですよ!自分が欠点だと思っていることって案外他人はそこが魅力的だと思っていたりもします。
考えすぎてしまっている人、非常に多いんですよね。
ちなみに「元々は下膨れの顔というわけではなかったのに、最近顔がたるんで下膨れっぽくなってしまっている」という方もいるかもしれません。たるみの場合は「ブルドック顔」と言ったりもしますね。
年齢を重ねると、どうしてもシワやたるみなど、顔のエイジングサインが気になってくると思います。個人差はありますが、年齢による変化を感じない人はいないですよね。※ちなみに僕のお客様の中には美容整形をされている方もいらっしゃいます。リフトアップすることで簡単に下膨れを無くすことだって可能なので根本的な解決をするためには整形がよいかと・・・。
たるみが原因で顔が大きく見えてしまっていたり下膨れっぽくなっている場合は、骨格が原因のものではない場合もあるので、マッサージや顔の筋トレが有効なこともあります。
ヘアスタイルなどでカバーするのももちろん一つの方法ですが、「寝る前に表情筋を鍛える筋トレをする」や「気づいたときに口角をキュッと上げるようにする」なども、ぜひ行ってみてください。
コンプレックスが少しでも解消すると自信につながるので、より魅力的になれるはずですよ!
しかし間違った顔の筋トレをしてしまうといらないところに筋肉をつけてしまうので独学でやるのはお勧め致しません。
下膨れが気になる方のヘアスタイルOKポイント&NGポイント
次に下膨れやたるみが気になる方におすすめしたいヘアスタイルのポイントと、逆におすすめできないNGポイントについて解説します。
基本的にどんな長さの髪型でも毛先は軽めでひし形にしなくてはいけません。
↑こんな風にです。ひし形フォルムをどこに持ってくるのか?はそのお客様の骨格によります。下膨れの箇所に角をもって来ることが一番失敗をしないデザインとなります。
丸く見えてしまうのが特徴だから角度、動きをつけたデザインをオーダーしなくてはいけません。
下膨れが気になる方におすすめの髪型の特徴
おすすめの髪型の特徴は、
- しっかりレイヤーを入れた顔周りに動きのあるデザイン
- 高さを強調したデザイン
- サイドの髪を作って輪郭をカバー
- 軽めの前髪
などです。
基本的に下膨れの方には、レイヤーをしっかり入れたメリハリのあるデザインの髪型が似合います。
特に顔周りの髪は重要です。輪郭をさりげなくカバーすることができる、サイドの髪を作ると良いですよ。
レイヤーやシャギーをしっかり入れたスタイルは「まとまらないんじゃないの?」「髪がパサパサしてしまうのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、レイヤーの入れ方や梳き方を間違えなければ大丈夫です。
ただし間違った梳き方などをしてしまうとパサパサしたり髪がまとまらなくなってしまったりするので、そこは美容師の腕が試されるところでもあります。
前髪を適度に軽くすることも大事です。
特に40代・50代くらいになると、前髪を作った方が若く見えるんです。なので前髪を作ろうか迷っている方は、一度作ってみることをおすすめします。
とはいっても、重すぎる前髪やぱっつん前髪はNGなので気を付けてください。特に下膨れの方や丸顔の方、たるみが気になる方は、前髪の量をしっかり調節して軽さを出しましょう!
特に↑の写真のような、斜め前髪がおすすめです。少し目にかかるくらいの長さにすると、小顔効果も得られますよ。
↑顔のたるみをカバーするなら、こういう高さをしっかり出したヘアスタイルもおすすめ!
後頭部の高さを強調するヘアスタイルにすると、リフトアップ効果が得られます。高さを出すスタイルは、ショートだとやりやすいですね。
このようなシルエットの髪型は若見えするので、アラフィフ世代にかなりおすすめですよ。
下膨れの方におすすめできない髪型の特徴
逆におすすめできないポイントも解説しますね。
下膨れの方やたるみが気になる方におすすめできないのは、
- 重心が下に来る重めのスタイル
- 重めのぱっつん前髪
などですね。
重すぎるデザインのヘアスタイルは、基本的に避けた方が良いですよ。
顔型が強調されてしまったり、頭が大きく見えてしまったりするからです。また大人の女性が重たいスタイルにしていると、野暮ったい印象にもなりやすいですね。
特に毛量が多い方やくせ毛の方の場合、毛量調整はするべきです。そうしないとボリューミーになりすぎてしまいます。
アラフィフ向け!下膨れ解消ヘアスタイル
それでは、アラフィフ世代向けの下膨れ・たるみ解消ヘアスタイル実例をbefore&after画像と共にご紹介していきます!
ぜひ髪型の参考にしてください。
後頭部に丸みを出したシンプルショート
シンプルな髪型が好きな方におすすめしたいのが、こちらのショートヘアです。
後頭部に丸みを持たせたデザインなので、頭の形がきれいに見えます!シルエットにこだわると、横顔が美しく見えるという嬉しい効果もあるんです。髪型は正面だけでなく、横や後ろから見たときのシルエットやデザインも大事にしなくてはいけません。
また顔周りの髪を残しているので、フェイスラインを自然にカバーする効果もありますよ。
耳かけしてもおしゃれ&小顔に見えるショート
サイドの髪を残したデザインにすると、耳かけしたときにもおしゃれに見えます!
またしっかりメリハリのあるヘアスタイルになるので、頭の形や顔型をカバーする効果もありますよ。
さらにこちらのショートヘアはレイヤーを入れており、トップにボリュームが出しやすいです。なのでトップがペタンコになりやすい方や、薄毛が気になってきたアラフィフ世代にぴったりなんですよ。
レイヤーを入れて動きを出した軽やかミディアム
ミディアムヘアやセミロングヘアも、しっかり動きを出した方がおしゃれに見えます。
beforeは毛先が重めだったので全体的に重たい印象になっていましたが、レイヤーを入れることによって軽やかな雰囲気になりました。
ちなみにafterはコテで毛先を軽く巻いています。髪を巻くのが苦手という方もいるかもしれませんが、ワンカールでも良いので毛先を巻いてあげると動きを出すことができておしゃれな印象になるので、ぜひ練習してみてください。全体をしっかり巻かなくても、部分的にカールをつけるだけで印象はかなり変わりますよ!
まとめ
最後に今回の内容を簡単にまとめると、次のようになります。
- 下膨れとは「顔の半分よりも下の部分がふっくらしている顔」のこと
- 下膨れやたるみが気になる方におすすめの髪型のポイントは「レイヤーを入れたデザイン」「軽めの前髪」「高さを出したデザインの髪型」
- 逆におすすめできない髪型のポイントは「ぱっつん前髪や重めの前髪」「全体的に重たいスタイル」
今回はこれで以上です。少しでも髪型に悩んでいるアラフィフ女性の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!