くせ毛の方の中には「ベリーショートにしてみたい」「短くしてイメチェンしたい」と考えている方へ。
くせを活かしたい!という理由で長かった髪をばっさりカットする方も少なくありません。
とはいえ、「短くすると余計に癖が気になるのでは?」「スタイリング方法がよくわからない」「頻繁にサロンに行かなくてはいけないの?」
こんな風に心配なことや気になることも色々ありますよね。
それに、短くしてほしいのに担当の美容師さんに「くせ毛だから短く切ってしまうと扱いにくくなるよ」なんて言われている人もいらっしゃると思います。
そこで今回は、ベリーショートにしたいと考えているくせ毛の方におすすめのスタイルや、注意すべきポイントなどを解説していきたいと思います。
髪を短くしようかなと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
くせ毛の人はベリーショートにするのってどう?
そもそも気になる「くせ毛の人にベリーショートヘアはおすすめできるのか?」についてですが、美容師としてはかなりおすすめできます!
まず、短くすると髪のボリュームを抑えやすくなります。
髪にくせのある方で「髪が広がりやすくて、ボリュームが出すぎてしまって困る!」という方は少なくないですよね。
ボリュームを抑える方法というと縮毛矯正するしかない……と思われがちですが、カットでもボリューム調節は可能です。
また短めのヘアスタイルは、癖を活かしやすいというメリットもあるんです。
さっぱりとしたベリーショートスタイルにすれば、うねりやボリューム、癖によるハネなども動きのあるスタイルに見せやすいためプラスに働いたりします。
短いスタイルは、ふんわりとしていた方が素敵ですよね。実は短めのヘアスタイルって、くせ毛を上手く活かすことができる髪型でもあるんですよ。
ベリーショートにするメリット
髪を短くするとシャンプーをしたり乾かしたりするのがかなり楽になります。
ロングヘアの場合はドライヤーで乾かすのに時間がかかってしまい大変ですが、短ければすぐに乾きます。ヘアケアの面倒さから解放されます。
さらに朝のスタイリングも楽です。
ロングだとアイロンで伸ばしたりコテで巻いたりと色々やることがありますが、ベリーショートの場合はプリュムワックスを馴染ませるだけでOK。
髪が短いのでしっかりめのブローなども不要です。
スタイリングが苦手な方や、朝時間がなくていつもバタバタしてしまうという方にとっては、かなりのメリットになるのではないでしょうか。
また髪が短い方が傷みにくい&傷みが気になりにくいというメリットもあります。
40代以降の女性の中には、白髪染めをしている方もいると思います。
頻繁にカラーをすると髪がどうしても傷んでしまいますよね。
ベリーショートだと定期的にカットする上にそもそもの長さが短いので、ダメージが髪に蓄積されにくいです。
ダメージが気になる方にも、ベリーショートはおすすめなんですよ。
40代女性がベリーショートにするときの注意点は?
40代の大人の女性がベリーショートにする場合に気を付けたい注意ポイントは3つあります。
- 耳を出しすぎない
- 襟足を短くしすぎない
- スタイリングのときにトップをペタンとさせない
大人の女性らしい雰囲気を出すのであれば、ベリーショートといっても適度に襟足に長さを残したり、耳に髪がふんわりかかるようなシルエットにすると良いでしょう。
またスタイリングをするときには、トップにふんわりとした立体感を持たせるように気を付けましょう
ふわっとさせると、可愛らしく、若々しい印象になります。
40代以降の女性におすすめのヘアスタイル
こちらのスタイルは、首が長くきれいにみえるように襟足をカット。そして耳にも適度に髪がかかるようになっているのがポイント。
そうすることで、全体的にすっきりとした短めスタイルであっても、女性らしさを出すことができます。
ベリーショートにするのが怖い場合は、ショートから挑戦してみてはいかがでしょうか?
ベリーショートのセルフスタイリング方法とは?
ベリーショートは、スタイリングが大切です。
それにくせ毛で短めのショートにすると必ずといっていいほど広がってしまいやすいため、ボリュームをコントロールできるスタイリング剤が必要です。
使用するのはくせ毛さんのためのプリュムワックスがおすすめです。
髪にツヤをプラスすることによって、くせ毛の悩みの一つであるパサつきを抑えることもできます。
また年齢による髪の乾燥が気になるという40代の方にも、ツヤが出るプリュムワックスはかなり向いています。
プリュムワックスでベリーショートヘアのスタリングをすると、こんな感じになります。適度な束感と立体感が出ていますよね。
(ヘアバーム ソフト)60g
3,500円(税込)〜
ちなみに、ヘアワックスやヘアスプレーなどのスタイリング剤の中には、しっかりと髪を固めるタイプのものもありますよね。
しっかり固めるタイプのものを使うと、確かにキープ力は高まるのですが、髪が少しキシキシしているような感じに見えてしまうというデメリットがあります。
なので普段使うワックスは、髪がパリパリにならない保湿タイプのものがおすすめ。
固めないタイプのワックスでも、十分に束っぽさや動きを出すことは可能です。
固めないワックスは、髪のやわらかさが出せるところもポイント。
ナチュラルに見えるので、キメすぎたくない40代の大人の女性にもおすすめですよ。
ちなみにワックスの使い方ですが、まずは適量を手のひらにとって、両手にしっかりと伸ばします。
そしたら毛先中心に馴染ませていきましょう。
ベリーショートの場合順番は「襟足→サイド→トップ」が良いので使用量は小指、爪先程度で結構です。
毛量が多い場合は付け足すなど工夫が必要です。
つけるか付けないかで一目瞭然ですよね。
あとは前髪や表面の髪など、束っぽくしたい部分の先端に馴染ませたら完成です。束感を出したいところは、指でつまむようにすると簡単にできますよ。
ワックスを上手く使うには、「慣れ」が大切です。慣れないうちは難しく感じるかもしれませんが、繰り返し自分でスタイリングをしていくうちに、感覚がつかめてくるはずです。
テクニックは特に必要ないので、慣れれば絶対にうまくできるようになります。
心配しなくて大丈夫ですよ!
(ヘアバーム ソフト)60g
3,500円(税込)〜
40代以降の女性のベリーショート、まとめ
今回は、くせ毛の40代女性におすすめのベリーショートスタイルや、髪を短くする場合に注意したいことなどを解説してきました。
今回の内容を、最後に簡単にまとめておきますね。
- 癖を活かすことができるのでくせ毛の方にベリーショートはおすすめできる
- 40代以降の女性がベリーショートにする場合に注意したいことは「耳を出しすぎない」「襟足を短くしすぎない」「トップをペタンとさせない」
- セルフスタイリングにはツヤが出るタイプのプリュムワックスを使うと良い。パサつきも気にならなくなるので若々しく見える
今回は以上となります。少しでも、ベリーショートにしてみようかなと思っている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
アラフォー(気持ちは永遠の35歳)のはるか。くせ毛LOVEのwebライター。髪の毛に関する情報発信が専門。