教えて!髪の毛がゴワゴワする!原因&ヘアケア方法を美容師にきいてみた

ふと髪を触ったときに髪のゴワつきが気になった。

乾燥する時期になると、髪がゴワつくことがよくある。

そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

今回は、髪の「ゴワゴワ」についてのお話です。

ゴワゴワになる原因と改善ポイントを美容師さんに聞いてみました!

髪の毛のゴワゴワってどんな状態?

そもそも髪のゴワゴワってなんでしょう?

「ゴワゴワ」の意味を調べてみると、以下のような表記になります。

紙、革、布などが、かたくこわばっていて、しなやかでないさま。

また、こわばった紙や布などがすれあってたてる音を表わす語

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について

ゴワつきチェックや目安として、髪を触った時の硬さがポイントとなります。

元々の髪質が硬いと言うケースもありますが、

「髪を触ると指通りが悪いかも」

「何だか最近、しなやかさがなくなった気がする」

と、いった場合には髪のゴワゴワ化が進んでいる可能性がありますので、要注意です。

髪の毛がゴワゴワする原因

さて、ゴワゴワな状態を把握したところで、次はどうしてゴワついてしまうのかについて解説します。

結論から言うと、ゴワゴワする原因はキューティクルの損傷です。

髪の毛は3層構造になっており、外側から以下の成分で構成されています。

  • キューティクル
  • コルテックス
  • メデュラ
髪の毛の構造
髪の毛の構造

キューティクルは、ケラチンというたんぱく質で構成されていて、ウロコのような形をしています。

これが、たけのこの皮のように何層にも重なることで、髪内部のコルテックスやメデュラを守る働きを持っています。

コルテックスは、髪の85%を占めています。

役割としては、髪のたんぱく質・水分を保持しており、しなやかさや髪の色を決定しているところになります。

髪の主成分であるコルテックスをキューティクルが守っているようなイメージです。

キューティクルがしっかり働いていると、水分やたんぱく質保持ができて、ダメージ要因からも内部を守ってくれます。

しかし、キューティクルが何らかの理由で損傷すると、コルテックスで保持しているたんぱく質や水分が流失してしまいます。

この流失によって、髪のパサつきが発生したり、しなやかさを維持することが難しくなることで髪のゴワゴワとして現れます。

髪の毛をゴワゴワさせてしまう4つの理由

髪をゴワゴワせる原因は、キューティクルの損傷ということが分かりましたが、一体どういったことがよくないのでしょうか。

理由として、生活習慣や毎日のケア中心に下の4つがあります。

  1. 長時間濡れたままでいる(自然乾燥)
  2. パーマ・ヘアカラーを行う
  3. 紫外線ケアをしていない
  4. 髪質に合っていないヘアケア

順番に解説していきます。

1.長時間濡れたままの状態や自然乾燥

キューティクルには、

  • 濡れると柔らかくなる
  • 濡れると開いたり剥がれやすい

といった特徴があります。

そのため、長い時間髪が濡れていると、防御力がダウンした状態になってしまい、ダメージを受けやすくなります。

さらに、濡れたままの状態は雑菌が繁殖するため、頭皮にも悪影響を及ぼします。

このお話をすると、

「でも、ドライヤーで髪の毛を乾かすと熱ダメージで髪が傷みませんか?」

と言った内容の質問をよくもらいます。

確かに、熱ダメージの要因もありますが、それ以上に髪の濡れている状態を続ける方が良くないので、

ドライヤーを使って早めに髪を乾かしましょう。

ドライヤーで髪を乾かすときのポイント
  • ドライヤー前にタオルドライで優しく水分を取って、ヘアオイルをつけてからドライヤーを使う
  • 髪の根元〜毛先に向かって乾かすこと
  • 至近距離で当てないようにする(20cm以上離してのご使用をおススメします)

2.紫外線ケアをしていない

スキンケア分野で影響あり、とよく言われる紫外線ですが、もちろん髪にも影響を及ぼします。

強い紫外線に長時間にあたると、キューティクルの脂質・タンパク質が破壊されます。

破壊された部分は乾燥しやすくなるので、手触りが悪くなったり、少しの摩擦でもキューティクルがとれやすくなります。

3.パーマ・ヘアカラーを行う

パーマ・ヘアカラー(酸化染毛剤)を行う時に、「弱酸性の髪をアルカリ性にする」必要があります。

ヒトの髪は肌と同様に、弱酸性に保たれているのですが、薬剤でアルカリ性に変えることで、強制的にキューティクルを開いた状態にします。

この開いている状態で内部のコルテックス内の結合や色素を変えることで、毛髪形成や染色を行っているのです。

普段閉じているキューティクルを、パーマ・カラー剤で強制的に開ける施術なので、内部の水分・タンパク質の流失が起きます。

さらに、毛髪内に薬剤を入れるので、直接内部にダメージを与えることで、よりダメージを与えることに。

4.髪質に合っていないヘアケア

髪質に合わないヘアケアを行っていると、せっかくのお手入れも水の泡に。

頭皮や毛髪を見ながら、どんなケアが自分に合っているのかチェックしましょう。

季節・体調によっても変わることもあるので、調子の良い状態を把握しておくことで、変化にすぐに気づくこともできます。

髪質に合ったヘアケアとは?参考記事はこちらをチェック!

髪の毛のゴワゴワ改善におすすめなヘアケア方法

髪のゴワつきにはキューティクルの損傷が大きく関わっていますので、

キューティクルケアを意識したヘアケアがおすすめです。

  1. シャンプー・トリートメントにこだわってみる
  2. ドライヤー前には、ヘアオイルをつける

1.シャンプー・トリートメントにこだわる

ゴワゴワやパサパサが気になる時は、保湿効果のあるシャンプー・トリートメントがおすすめです。

また、キューティクルの損傷をケアする、毛髪補修成分配合の商品を使うことで髪の内部からケアを行うことができます。

毎日使うものだからこそ、自分に合ったものを選んで毎日のケアに取り入れるのが◎。

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2.ドライヤー前には、ヘアオイルをつける

ドライヤーやアイロンなどの熱系ダメージ対策には、ヘアオイルの利用がオススメです。

ドライヤー前に保湿することで、過乾燥や熱ダメージから髪を守ることができます。

ヘアアイロンはオイルをつけた後、ドライヤーでしっかり乾かしてから使用しましょう。

ヘアオイルには、毛髪補修成分配合のものも多いので、予防とケアの2つの点が1つでできるのも嬉しいですね。

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髪の毛のゴワゴワする原因とおすすめケアのまとめ

今回は、髪の毛のゴワゴワについて解説しました。

ゴワゴワする原因は、髪の外側を覆っている「キューティクル」が損傷すること。

キューティクル損傷させる理由には、

  • 長時間濡れたままでいる(自然乾燥)
  • パーマ・ヘアカラーを行う
  • 紫外線ケアをしていない
  • 髪質に合っていないヘアケア

と言った理由があります。

長い時間髪が濡れていると、キューティクルの防御力がダウンした状態になり、ダメージを受けやすくなります。ヘアオイルをつけてドライヤーなどの熱ダメージ予防&補修ケアしながら、手早く髪を乾かしましょう。

パーマやヘアカラーなどの薬剤利用や紫外線ダメージを受けた場合には、毛髪補修成分配合のヘアケア商品を使うお手入れがオススメ。毎日使うシャンプー・トリートメントから取り入れてみるのはいかがでしょうか。