「くせ毛にはホホバオイルがいいって聞くけど、私のような髪質でも合うの?使い方は?」
このような疑問をお持ちの方へ。
ズバリ!
髪の傷みがなく、強いくせ毛ではない方はホホバオイルのみのケアでOK。
逆に、髪の毛が傷みや頑固なくせ毛で悩んでいる場合には「ホホバオオイル+補修・保湿成分配合のヘアオイル」を使ったお手入れが必須です。
強いくせ毛(剛毛)さんは、ホホバオイルだけではパサつき・広がりを抑えることができないので注意が必要。
この記事では、多くのくせ毛さんを担当してきた美容師が、ホホバオイルの選び方や使い方を徹底解説!
最後までお読みいただくことで、あなたの疑問がすべて解消されるはずです。
ホホバオイルの種類・特徴・違い
ホホバオイルと一口に言っても、3つの種類があることをご存知でしょうか。


まずは、それぞれの特徴について解説していきます!
未精製の100%ピュアオイル
精製されていないピュアオイルの特徴は以下の通り。
- 色は濃い黄色
- 独特な香りが強い
- ビタミンが豊富
メリットは、ホホバオイルに含まれる抗酸化成分「ビタミンE」が損なわれていないこと。
ビタミンやミネラルが豊富に含まれており「ゴールデンホホバ」とも呼ばれます。
ただし、デメリットもあります。
不純物が入ったままなので、アレルギーを起こす可能性も。
敏感肌の方は注意が必要です。
精製済みのホホバオイル
- 色は透明
- 不純物が取り除かれている
- 独特なにおいが少ない
精製済みのホホバオイルは、不純物を取り除いたうえで脱臭・脱色を行っているため透明色をしています。
その分、ホホバのビタミンやミネラルも減少してしまいますが、完全に失われているわけではありません。
メリットは、未精製のものより低刺激なこと。
お肌がデリケートな方をはじめ、赤ちゃんにも使用することができるオイルです。
これらが「精製しているホホバオイル」と「未精製のホホバオイル」の違いです。
あなたの目的やお好み、お肌の状態によって選ぶようにしましょう。
そもそもホホバオイルは髪にいい?
ホホバオイルは「高い保湿力」を持っているため、乾燥してパサつきがちな髪にうるおいを補給してくれます。
また、馴染みの良い特徴があるため、髪表面に適度なツヤを出してくれるのも嬉しいポイント!
ベタつきがほとんどなく、付け心地が軽いのもホホバオイルの魅力です。
髪以外にも、顔、首元、デコルテをはじめ全身の保湿に使うこともできるオイルなので、お肌に付着しても安心ですね。
使い方も簡単。
手のひらの体温でしっかりと伸ばしたホホバオイルを、乾燥が気になる毛先を中心にまんべんなく馴染ませるだけ。
伸びが良いので、しっとりなのにサラっとした仕上がりを実感できるでしょう。
もちろん純粋なホホバオイルも悪いものではありませんが、より効果的なヘアケアを目指すなら「髪のために作られた製品」をおすすめします。
くせ毛にホホバオイルを使うメリット・デメリット
ここでは、くせ毛にホホバオイルを使う「メリット」と「デメリット」をご紹介しましょう。
メリット
- 髪がまとまる
- 艶が出る
- しっとり感が出る
- うねりが緩和される
デメリット
- 使いすぎるとベタつく
- シャンプーしていないようなウェット感が出てしまう
- 100%のオイルは重めな使用感なのでカラーやパーマの失敗につながることも

だったら使わない方がいいんじゃない?

どんなに良い商品でも、使い方を間違えてしまうと髪を傷める原因になってしまうのです。
正しい使い方とやってはいけない使い方
それでは、ホホバオイルで髪を傷ませないためにも「正しい使い方」と「やってはいけない使い方」をチェックしていきましょう。
正しい使い方
ホホバオイルは、髪の毛を乾かす前に付けるのが正しい使い方です。
濡れた髪に使用することで、髪全体にムラなく馴染ませることができます。
オイルをつけた後は、必ずドライヤーで丁寧に乾かしてあげましょう。
こうすることで、髪に自然なツヤとうるおい感をもたらし、ベタつきのない仕上がりを実感することができるでしょう。
やってはいけない使い方
正しく使えば効果的な「ホホバオイル」ですが、間違った使い方をすると髪のダメージに繋がることも!
やってはいけない使い方は以下の通りです。
- アイロン前の乾いた髪にホホバオイル使用
- カラー・パーマ・縮毛矯正前に使用
髪がしっとりして扱いやすくなる「ホホバオイル」ですが、カラーやパーマ、縮毛矯正前に使用するのはNG。
表面にオイルがベッタリと付着してしまうと薬液が髪内部に浸透しにくくなり、カラーのムラをはじめ、パーマや縮毛矯正がかかりにくくなることが多いです。
何度も施術をやり直すことになるため、結果的に髪には大きなダメージを与えます。
アイロン前のホホバオイル使用については、次の項で詳しく解説していきますね。
商品の選び方と使い方・3つの注意点
次は、髪に使うホホバオイルの選び方と3つの注意点についてお話します。
1.ホホバオイル原液について
原液100%ホホバオイルは、基本的に髪への使用をおすすめしません。
なぜなら、嫌なベタつきや重さが出てしまうから。
清潔感のない見た目になってしまうことも少なくありません。
特に、細毛・軟毛、猫っ毛、毛量が少ないような髪質の方が原液を使うと、髪がペタンコになって老け見えする恐れも。
ただし、くせ毛を活かした「ウェット感のあるスタイル」を再現したい方には使いやすいかもしれませんね。
2.乾いた髪につけ、その後熱処理(コテ・アイロン)をすると傷む
ホホバオイルを乾いた髪につけると、表面にムラのある状態で付着します。
この状態でコテやアイロンなどの熱処理を行うと、髪のケラチンが溶けてオイルと結びつくのです。
こうしてできた物質が、髪内部のCMCと呼ばれる構造に癒着。
すると、本来髪には存在しない物質が髪に蓄積していくため、カラーやパーマがかかりにくい「ダメージ毛」になってしまいます。
3.140度以上の熱を与えない
なぜなら、髪は150度でタンパク質変性を起こすためです。
特に、髪の90%を占めている「ケラチン」は150度以上の高温になると炭化を起こしてしまいます。
要は、髪の毛が炭のようになってしまうということ。
ちょっと怖いですよね。
一度炭化してしまうと、髪がパサパサ・チリチリになって元に戻らなくなるので、アイロン温度には十分注意しましょう。
くせ毛×ダメージ毛にはホホバオイルのみは使える?
ホホバオイルは、髪の見た目を整えたり、まとまりを良くするなど「スタイリング剤」としては優秀。
しかし、もともと髪がパサつきやすい「くせ毛」で、なおかつダメージがある場合のヘアケア剤としては不十分なのです。
くせ毛×ダメージ毛には、補修保護効果のある成分が配合されているヘアオイルがおすすめ!
髪質を改善、傷みを修復したいなら「混合タイプ」のホホバオイルを選びましょう。
ホホバオイル特有のメリットを生かしつつも、髪の補修保湿成分が高配合のヘアオイルを使うべきです。


次は、髪の補修保湿に効果的なヘアオイルの選び方と成分のおすすめをご紹介します。
成分のおすすめ
あなたが気になっているオイルには、以下の成分が配合されていますか?
成分表の上位(10位以内)に、下記の成分が表示されている製品がおすすめです!
ぜひチェックしてみてくださいね。
- 加水分解コラーゲン
- 加水分解シルク
- アボカド油
- バオバブ種子油
- アルガンオイル
- ケラチン
- マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル

くせ毛×傷んだ髪用 くせ毛のためにヘアケア商品開発
最後になりますが、1万人以上のくせ毛さんと対話し、そして「くせ毛」で長いこと悩んできた僕自身が開発したヘアケア製品をご紹介します。
実は僕も、最初の頃は「ホホバオイルって髪の艶とまとまりが出るからいいな」と思って、お客様におすすめしていたのです。
しかし、くせ毛のお客様に使っていただいても、その場しのぎのヘアケアでしかなく、実際には髪質が改善されることはありませんでした。
それどころか、ベタベタと見た目も触り心地も悪くなって、清潔感が損なわれる印象も。
さらに、パーマ、カラーもうまくかからなくなったりと、ホホバオイルの弱点が見えてきたんですよね…。
そこで。
何度も試作を重ね、何社も工場に出向いて作り上げたのが『プリュムヘアオイル』です。
僕はホホバオイルの良さだけではなく、マカデミアナッツ油・アボカド油にも注目して、ヘアオイルの補修保湿性能をアップさせることに成功!
配合している「シルク」や「ケラチン」といった補修成分が、髪に浸透。
さらに、アボカド油、マカダミアナッツ油がキューティクルを規則正しく整えながら、なめらかでサラサラの指通りへ導きます。
ドライヤー前に使用して、普段通りに乾かしただけでこの仕上がり!
プリュムヘアオイル特徴とは?3つの効果とおすすめの使い方
せっかくなので、僕の自信作『プリュムヘアオイル』の特徴、効果、おすすめの使い方について簡単にご紹介しておきますね!
1.ドライヤーの熱から髪を守る
プリュムヘアオイルは、加水分解シルク、羊毛ケラチンを配合。
そのため、毎日お使いになるドライヤーの熱から、デリケートなあなたの髪を保護する効果があります。
また、ヘアドライ中の摩擦ダメージも最小限に抑えることができますよ!
2.保湿効果
プリュムヘアオイルは、髪の水分バランスが偏りがちな「くせ毛」さんのために開発した商品。
髪内部の水分バランスを均一へと導き、チリつきやうねりを緩和します。
3.ダメージ補修効果
このような方に喜ばれています。
- 乾燥してパサつく方
- チリチリした髪の広がりを抑えたい方
- オイルのベタベタ感が苦手な方
- きつい香りのオイルが嫌い
- 無添加のヘアケア製品を選びたい
プリュムヘアオイルは、できるだけ多くの方にお使いになって欲しいという想いから、合成香料や合成着色料無添加。
正直、ヘアオイルだけのケアでは「強いくせ毛×ダメージ毛さん」には物足りなさを感じられるケースもあります。
でも、大丈夫!
どこの美容室でも「縮毛矯正するしかない」と言われ続けてきたあなたに、ぜひ知っていただきたいのが、次にご紹介する『2STEPアウトバストリートメント』です。
強い傷み×強いくせ毛用『2STEPアウトバストリートメント』
ヘアオイルの補修保護成分で髪をしなやかで健康的な状態へ導き、保湿効果の高い『プリュムワックス』で仕上げるだけの2ステップ!
厄介なくせ毛に悩まされている方にこそ、ぜひ試していただきたいヘアケアセットです。
ヘアオイルとの相性が良い『プリュムワックス』を使うとご覧の通り。
使う前と比較して明らかに髪が素直にまとまり、ツヤもアップしているのがわかりますよね!
もちろん、ブローやアイロンでのスタイリングは行っていません。
たった2ステップで、この仕上がりなら試してみたくなりませんか?
“ダブル使い”の特徴・効果
乾燥しやすい「くせ毛」は、何もケアをしないと毛先がパサついたり全体が広がりやすくなってしまいますよね。
しかし、プリュムヘアオイルに含まれている「ケラチン」や「コラーゲン」などの髪修復成分が内部までしっかりと浸透。
ビックリするくらい、素直で扱いやすい状態へと改善します。
さらに、プリュムワックスの保湿成分によって、髪にフタをしてあげることで「乾燥しない美しい髪」を実現することができるのです。
ホホバオイル単体でのヘアケアを行っていて「もっと髪質を良くする製品を探していた」という方は、ぜひ以下の公式サイトからお試しいただければ嬉しいです!
9,300円(税込)〜
9,300円 (税込)
9,800円 (税込)

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