「髪の表面がもわもわしてもう耐えられない…縮毛矯正やトリートメントをしないといけないのかな」というお悩みはありませんか?
実は、美容室に頼らなくても改善できますよ。
なぜなら「もわもわ」は、あなたの日々のホームケア方法と、ヘアケア製品を変えるだけで改善することができるからです。
この記事では、多くのくせ毛さんを担当させていただいている美容師の戸来が「もわもわ」する髪の表面がお悩みのあなたへ、おすすめのヘアケア製品と改善方法についてご紹介します。
お読みいただくことで、縮毛矯正に頼らずに艶のある髪になれることがわかります。
正しいヘアケア方法を知り、その場しのぎではなく根本的な改善へと導くお手伝いをさせていただきます。
「もわもわ」する3つの原因
改善方法をお伝えする前に、原因からご紹介します。
なぜなら、原因がわからないと改善してもすぐに「もわもわ」が再発してしまうからです。
1. 髪質
毛根が歪んでいる場合、通常は真っすぐに生えてくるはずの髪が曲がった状態で生えてくるため、表面だけ「もわもわ」します。
他にも
- 遺伝
- ホルモンバランスの変化
- 産後の抜け毛
という原因が考えられます。
また、薬の副作用による脱毛がきっかけで、一時的に「もわもわ」とした髪が生えてくることもあります。
2.美容室でのヘアダメージ
美容室の施術で髪の表面が「もわもわ」する原因は様々ありますが、代表的なのは以下となります。
- カットのミス(梳きすぎ)
- パーマや縮毛矯正の失敗やダメージ
一度かけたパーマはストレートパーマをかけない限り残ってしまいます。
縮毛矯正の失敗で「根本折れ」になった髪は、半年や一年後に表面がもわもわします。
3.ホームケア
様々な理由で「もわもわ」になってしまいますが、主に
- 髪の毛を乾かさないで自然乾燥
- ストレートアイロンやコテの使用が頻繁で、なおかつ高い温度
- 乾かす前や後にヘアオイルやワックスを使っていない
- 髪質にあっていないシャンプートリートメントの使用
というのが原因です。
以上原因についてお伝えしましたが、いかがでしょうか?


ということで、以下では縮毛矯正とトリートメントをオススメしない理由についてご紹介します。
「もわもわ」の改善にはトリートメントがいらない!その理由
通常、もわもわした髪で悩む方はサロントリートメントなどのサロンケアを検討するかもしれませんね。
でも残念ながら、高価なサロントリートメントをしても、髪質を治すことはできないのです。
結論、3日しか効果が持たないサロントリートメントをするくらいならホームケアだけを続けていく方がいいですよ。
それに髪は死滅細胞なので、いくら高価なトリートメントを使っても、根本からヘアダメージやもわもわする髪の症状を治すことはできません。
サロントリートメントは「きれいに見えるように誤魔化す」ことしかできないのです。
僕がサロントリートメントをおすすめせず、ワックスやオイルを使ったホームケアやセルフスタイリングをおすすめしている理由は、毎日美容院帰りの艶髪を実現することができるからです
サロンでのトリートメントは、さすがに毎日はできないですよね。
だから、毎日自分でできるホームケアをしっかりやることこそ美髪の近道になります。
しかも、ホームケアの方がサロンケアより安く抑えることができます。
それに時間もかからないので時間の節約にもなりますよ。
さらにいうと「サロントリートメント」は、カラーやパーマ直後はあまりよろしくありません。
強いコーティング剤であるサロントリートメントは、髪の毛の内部に、カラー剤やパーマに含まれているアルカリ・過酸化水素といった、害のある薬剤を閉じ込めてしまいます。
薬剤は極力シャンプーとトリートメントを使用して「除去」すると良いでしょう。
ここまでをまとめると、パーマやカラー直後のサロントリートメントは
- 根本的な髪質の改善にはならない
- 髪が傷むリスクがある
- ホームケアの方が効果的でお金も時間も節約できる
縮毛矯正について
髪への負担がもっとも高い縮毛矯正は美髪になるためには必ずしも必要というわけではありません。
でも強い「もわもわ」は、縮毛矯正をすれば解消することもありますから、そこは美容師さんと相談しましょうね。


特に強い癖があって「もわもわ」「チリチリ」してしまう髪には、縮毛矯正が有効ですね。
以下のBEFORE-AFTERをご覧ください
縮毛矯正をすることで、かなりしなやかな状態に整っています。
このように強い薬剤で癖を伸ばせば、表面の「もわもわ」が気にならなくなりますし、ツヤも出ます。
ただし縮毛矯正は髪にダメージを与えてしまう施術ですし、きれいな状態をキープするためには繰り返しかけなくてはなりません。
メンテナンスが結構大変なので「今まで縮毛矯正をかけていたけど、しんどいのでそろそろやめたい」と相談にくる方が多数いらっしゃいます。
実際に縮毛矯正をやめた方からは、縮毛矯正をしなくても「ホームケアで改善した」というお声を多数頂きます。
というのも、表面のもわもわする髪の毛だったら、ヘアオオルでしっとりさせて、ワックスであほ毛を抑えるといい感じになることが多いですよ。
縮毛矯正しなくても、2STEPアウトバストリートメントを使用するだけで「髪がツヤツヤ」にスタイリングできた!とご実感いただいています!
縮毛矯正をかけるのは、最終手段と考えましょう。
1.カット&アウトバストリートメント
梳かれすぎた毛先を整えて、仕上げに「2STEPアウトバストリートメント」を使用しました。
カットが完璧でもホームケア製品を使用していない場合「もわもわ」としてしまうため、アウトバストリートメントは大切なアイテムです。
梳かれすぎた髪は一度整えたら頻繁に美容室に通う必要はありませんが、表面に短い髪の毛が無数にある場合は伸びるまで待つしかありません。
伸びるまでの期間は縮毛矯正をかける必要はありませんよ。
ヘアケア製品で落ち着かせる方法がおすすめです。
美容室の施術ミス以外にも、髪の扱い方が雑だともわもわした髪になってしまうので注意です。
以下では、今日からできる改善方法をご紹介します。
2.ホームケア
アイロンやコテの温度を130~140℃に変更
間違ったアイロンの使い方は髪の毛を傷めるため、高温での使用は避けるようにしてください。
美しい髪になれるおすすめのアイロン、コテ巻きの方法
- 毛先→中間→根元の順番でコーミング
- プリュムヘアオイルを適量髪の毛にまんべんなく付ける
- アイロン130℃でセット(一定のスピードで挟んで滑らせる)
- 仕上げにプリュムワックス
3.正しい乾かし方やシャンプー、トリートメント法に変える
今お使いのシャンプートリートメントがどんなに素晴らしくても、やり方が間違っていると髪の毛はボサボサになってしまいます。
以下では僕がウィッグを使用して、正しいシャンプートリートメント方法を動画でご紹介しています。
この動画で解説していること
- お風呂前にブラッシング
- お湯の温度は36℃~38℃まで
- シャンプー前のすすぎは念入りに
- シャンプー(指の使い方)
- 泡の立て方と注意点
次に、効果を最大限に発揮することが出来るトリートメントの方法をご紹介します。
この動画で解説していること
- トリートメント前にコーミングする重要性
- トリートメントの正しい付け方
- すすぎ方のポイント
- すすいだ後の注意点
4.ヘアケア製品を使用
髪の毛の表面の「もわもわ」を改善するには毎日のヘアケア習慣を変えなくてはいけません。
以下ではそれぞれのヘアケア製品の特徴をご紹介します。
シャンプー
市販のシャンプー特徴
- 安価で続けやすい
- 髪、地肌に与える刺激が強いものもある
- 香りが強いものもある
サロンのシャンプー特徴
- 洗浄力がマイルド
- 補修成分が配合されているものがある
- 髪質、悩みに特化した成分配合
- 価格は3,000円以上と高額で続けにくい

トリートメント
「もわもわ」を改善するヘアケア製品
「もわもわ」する原因が髪質とヘアダメージでしたら、2STEPアウトバストリートメントがオススメ!
乾かす前にプリュムヘアオイル、乾かした後にプリュムワックスを使いましょう。
プリュムヘアオイルに高配合されているケラチンとシルクがドライヤーの熱や摩擦から守り、プリュムワックスに高配合されているアルガンオイルとホホバオイルが傷んだ髪を保湿コートします。
毎回美容室でトリートメントをしているのに「もわもわ」が改善されない方におすすめです。
薬剤によるダメージにおすすめのシャンプー&トリートメント
繰り返しのカラーや縮毛矯正によって「もわもわ」になった髪をを補修。
頭皮環境を整えて地肌を保湿。
髪の毛に残留した薬剤、汚れは「もわもわ」「パサパサ」の原因になりますので優しく丁寧に洗いましょう。
詳しくは以下の公式通販サイトでご紹介しています。
最後に
この記事では、長期的に美髪に導くホームケアとヘアケア製品についてご紹介しました。
ご紹介した改善方法を実践いただくだけで、縮毛矯正とトリートメントの時間とお金を節約することが可能です。

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