「サロンでボブにしたら失敗した」という経験はないでしょうか?
大人女性がボブに挑戦した結果、おばさんっぽくなってしまい後悔をしてしまっている人をよく見ます。
そこで今回の記事ではおばさんボブになってしまう原因からおすすめのボブスタイルまでご紹介します。
おばさんぽくなってしまう原因とは?
まずは大切なことからご紹介します。
どんなに素晴らしい髪型を作ってもらっても自宅でのヘアケアが髪質に合っていないと、あまり意味がありません。
具体的には髪の毛の艶を出すことが大切です。
1.髪に艶、清潔感がない
髪の毛の艶がないと老けてしまった印象になってしまうため、毎日のホームケアを大切に。
もちろんボブに限らず、髪に「ツヤ=清潔感」がないと一気に老け見え&おばさん見えしてしまうことも。
くせ毛や加齢によって、髪はパサついて広がります。
もともとくせ毛特有のパサつきがある人は、年齢を重ねるとパサつきが気になってきますよね。
ゴワゴワと広がった髪や、ツヤがなくバサバサの髪はショートでもボブでもおばさんっぽく見えてしまうんです。
逆に髪の広がりが気になる人ほど、ボブにする+くせ毛に合うスタイリング剤でヘアセットすると、清潔感が出てきます。
そのような理由からサロンでトリートメントをするのではなく毎日お家で綺麗になっていただくように、ホームケアをおすすめをしております。
髪の毛が乾燥してしまっているとツヤが出ないので、アウトバストリートメントやスタイリング剤は必須です。
くせ毛でも乾かし方等を改善することで艶のあるパーマ風ヘアスタイルにすることが可能です。
使用したヘアケア製品は以下で詳細をご確認いただけます。
▼くせ毛やエイジング毛にツヤを与えるプリュムワックス
(ヘアバーム ソフト)60g
3,500円(税込)〜
40代、50代以降の髪悩み「うねり」「パサつき」「艶不足」はこれひと塗りでOK。
ヘアケアとヘアスタイリングが同時に叶うので、ひとつは持っておきたい便利アイテムです。
2.髪型のシルエットがおばさんっぽい
毛先が重めでシルエットが四角いとおばさんっぽくなるため適度にレイヤーを入れると良いでしょう。
またトップにボリュームがなくペタっとしたボブは、おばさんっぽい印象になります。
40代以降になると女性も髪のボリュームが減ってきて、若いころと同じ髪型にしてもシルエットが変わってきます。
猫っ毛の人や髪のボリュームが少ない人は、トップにボリュームが出ません。そのため、美容師が美しいシルエットになるようカットする必要があります。
おばさんボブを避けるために注意したいこと
重ためボブは避ける
無難と思われている重ためボブですが、実は失敗したという女性も多くいます。
くせ毛の女性は髪がうねるので、重ために切ることでくせ毛のうねりやはねを抑えようとします。プロである美容師に、「くせ毛だから重ためがいい」といわれた人もいるでしょう。
しかし、重ためのボブにしたからといってくせ毛を抑えるのには限界があります。
髪が広がっておばさんっぽい印象になってしまいますし、頭全体を大きく見せてしまうんです。
くせ毛の人がボブにする場合は重ためにせず、あえて動きのあるボブにするのが正解。毛先を梳いたりレイヤーを入れたりして、その人本来が持っているくせ毛を活かしたカットにします。
後ろ姿が重いと姿勢も悪く見えてしまうため、お客様の要望に合わせて襟足をタイトにしひし形のシルエットにさせていただきます。
仕上げはブラシやアイロン等も使用せずに乾かしただけですから毎日のセットも簡単ですね。
髪色は品のある雰囲気にする
40代以上の場合、髪色は少し暗めにするのがおすすめです。明るすぎる髪色は痛い印象になりかねませんし、髪が傷んで見えてしまいます。
大人女性が美しくなるには、品のある雰囲気も大事と考えます。また、髪色を暗くするとツヤも出るので、清潔感アップにつながるんです。
ちなみにおばさんっぽい印象を避けるためには、アクセサリーなど小物を取り入れるのも大事です。雑誌で同じ年代のモデルさんを参考にして工夫してみましょう。
髪の傷みやパサつきはケアする
パーマや縮毛矯正・くせ毛の特性などでパサついた髪は、きちんとケアする必要があります。パーマやカラーは髪の傷みによるチリつきやパサつきの原因になるので、やりすぎには注意してくださいね。
「髪にツヤが出るから」という理由で縮毛矯正するのはおすすめしません。
施術直後はツヤがあるように見えますが、ハイダメージな縮毛矯正は髪を大きく傷めます。
縮毛矯正は一度やってしまうと継続する人が多く、回数を重ねるごとにパサつきが気になってきます。
サロントリートメントや縮毛矯正にコストをかけるくらいなら、ホームケアで毎日ケアしたほうがずっと髪にいいです。
ホームケアにはシャンプーやトリートメントなどがありますが、まず始めるならヘアオイルが効果を実感しやすいです。
ドライヤーの前後にも使えますし、簡単にツヤ感がアップするので毎回の美容院でトリートメントをしているのに効果がないと感じている方におすすめですよ。
くせ毛のためのプリュムヘアオイル
5,800円(税込)〜
プリュムヘアオイルはくせ毛、エイジング毛向けのヘアケアアイテムです。
髪が濡れた状態で、ドライヤーで乾かす前に使うとより効果を実感できます。
べたつかず、無香料なので、ナイトケアにぴったりです。
縮毛矯正は不要!動きのある髪型で軽さを出す
縮毛矯正では髪の自然なうねりもなくなってしまうので、ボブにすると不自然なシルエットになります。
毛先がなじまず、毛先を梳いても解決はしません。
くせのある髪なら、くせを活かしたヘアスタイルにすればOK。
50代後半の女性でくせ毛。乾かしてプリュムワックスでくせ毛を綺麗に見せました。
(ヘアバーム ソフト)60g
3,500円(税込)〜
前髪を作るのもおすすめ
今まで前髪を作ってこなかった人は違和感があるかもしれませんが、40代や50代の女性は前髪を作ると素敵になる女性が多いです。
前髪があると、年齢が出やすいおでこや眉間のシワが見えにくくなります。前髪はぱっつんにせず少しすき間を開けるのがポイント。優しさや柔らかい印象になりますよ。
まとめ
40代からボブにする場合、重ためのボブはやめて毛先を適度に梳いたシルエットがおすすめです。同じボブでも少し切り方を変えるだけで雰囲気が変わりますし、おばさん感もなくなります。
失敗しやすいのは、くせ毛だからといって重ためのボブにされてしまうこと。オーダーする時にしっかり希望を伝えて、イメージに一番近い画像を見せるようにしましょう。
若見え効果があるのは、ロングよりもボブやショートです。くせ毛を活かしたボブなら、セットも楽になりますよ。
アラフォー(気持ちは永遠の35歳)のはるか。くせ毛LOVEのwebライター。髪の毛に関する情報発信が専門。