チリチリするくせ毛さんにおすすめのスタイリング剤の特徴と使い方解説!

チリチリするくせ毛は爆発しやすく、落ち着かせるのが大変ですよね。

でもスタイリング剤を上手く使えば、チリチリする毛もきれいに見せることができるんですよ!

今回取り上げるのはチリチリするタイプの髪質です。

くせ毛にも色々種類があって、チリチリするタイプは「縮毛」と言います。

縮毛は髪の毛一本一本が細かく縮れているためチリチリして見えるし、手触りもゴワゴワしているんです。

また縮毛は、くせ毛の中でも一番癖が強烈なタイプです。なので悩んでいる方も多いですよね。縮毛矯正で真っ直ぐに伸ばしている方も少なくないと思います。

扱いにくくて悩みも多いチリチリ縮毛ですが、縮毛矯正をするしか方法がないわけではありません

毛質を活かした髪型にすることもできますし、スタイリング剤を上手く使うことによってきれいに見せることも十分可能です。

なのでお悩みの方も、心配しないでくださいね!今回は主にチリチリの縮毛をスタイリング剤でいい感じに見せる方法メインでご紹介していきます。

チリチリするくせ毛(縮毛)の特徴

チリチリタイプのくせ毛とは

スタイリング剤の選び方や使い方を解説する前に、チリチリするタイプのくせ毛(縮毛)の特徴を簡単に説明しておきます。

縮毛は最初に書いたように、一本一本が縮れている髪質です。チリチリしている上に乾燥しやすく、またダメージに弱いという特徴も持っています。なのでプツンと切れたりもしやすいです。扱いにくいのと同時に、繊細な髪質であると言えます。長く伸ばすのが難しい髪質ですね。

チリチリ縮毛は濡れると広がり爆発する

そして縮毛に限ったことではありませんが、くせ毛は濡れると広がって爆発します。

雨の日など湿度が高い日に、髪がボサボサになった経験はありませんか?あれは髪が水分を含んでしまって広がるから起こるんです。ちなみに直毛の場合は、水分を含むと逆にボリュームダウンします。なので直毛の方が雨の日に巻き髪にすると、すぐに巻きが取れてストレートになってしまったりするんですよ。髪質が異なると、ここまで違うものなんです。

チリチリくせ毛にはプリュムワックスがおすすめ

ただプリュムワックスをつけただけ
ただプリュムワックスをつけただけ

チリチリする縮毛は水分を含むと広がるので、スタイリング剤やアウトバストリートメントは「水」を含んでいないものが良いです。さらに乾燥でパサパサ&ゴワゴワしやすく手触りも悪くなりやすいので、保湿力が高いものが望ましいです。

具体的には、ワックスやオイルですね。

ただヘアオイルは保湿力は高いんですがスタイリング力はほとんどないので、セットするときにはワックスを使った方が良いです。だいたいの方は髪の表面がチリチリしますからワックスは表面につけることをおすすめします。

お風呂上りのケア(ドライヤーで髪を乾かす前など)であれば、オイルが最適ですよ。直毛の方や癖が弱めで「セット力は無くていいから自然なツヤを出したい」という場合はスタイリング時にもオイルで大丈夫ですが、癖が強い方はワックスの方が断然仕上がりがきれいです。

ちなみに女性だとワックスを使わない方が多いですよね。何となく「ワックスは男性が使うもの」というイメージがあるんでしょうか?でも女性向けのワックスって普通に売っていますし、癖が強い方にはぜひとも使ってほしいアイテムなんですよ。

ただし注意したいのが「ハードに固めないものを選ぶこと」と「保湿力が高いものを選ぶこと」です。いくらチリチリした髪を誤魔化すためとは言えどもガチガチに固めて髪を痛ませてしまえば本末転倒ですし、触り心地の見た目も良くないです。

イベントや舞台に上がるときなどであればハードタイプのワックスを使っても良いですが、パリパリに仕上がるものは普段使いには向きません。なのでナチュラルにやわらかく仕上がるワックスを選びましょう

そして縮毛は乾燥も気になるので、ワセリンや植物オイルなどの保湿成分が配合されている、しっとりと髪をまとめてくれるものを選ぶようにしてくださいね。

↑で使っているのが「プリュムワックス」です。くせ毛の方向けに開発したものなので、縮毛の方にももちろん使っていただけます。

原材料は「ワセリン・ミツロウ・ホホバ種子油・アルガニアスピノサ核油・酢酸トコフェロール」の5種類だけで、ケミカルは使用していません。なので敏感肌の方でも使えます。

さらにカチカチにならず自然なニュアンス感とまとまり感が出るタイプのワックスなので、どんな長さの髪の方でも毎日使いしやすいんです。

そして肝心なプリュムワックスの使い方ですが、簡単に言うと「プリュムワックスを薄く両手のひらに伸ばして、髪全体に馴染ませればOK」です。何のテクニックもコツもいりません。誰でも簡単に使えます。

プリュムワックス使用量

↑使用量はこのくらいです。10円玉の1/4くらいの量で充分なので、使い過ぎに注意してくださいね。さすがにたっぷりつけてしまったらベタベタしますよ。

チリチリする髪にワックスつけただけ

↑こちらがプリュムワックスをつけた状態(after)です。ワックスをつけただけなのに、まるで髪質が変わったかのように見えますよね。髪質改善とかトリートメントは、もちろんしていないですよ(そもそも僕の美容院にはそういうケア系メニューはないです)。単にプリュムワックスを馴染ませただけです。

ワックスを使って髪を保湿してあげるだけでここまできれいに見せられるので、今まで使ったことがなかった方は、ぜひ使ってみてください!

 

プリュムワックス(ヘアバーム ソフト)
美しい艶をつくる、うるおいのベール プリュムワックス
とろけるバームタイプ べたつかず、自然な艶感を やさしさ溢れる、天然由来成分仕立て
湿気から髪を守り、うねり&広がりを抑える
地肌と髪に心地よいこだわりの無添加処方
しっとりつやつや、うるおしてスタイリングできる
プリュムワックスのヘアセット仕上がりレベル表
プリュムワックスでヘアセットした例1
プリュムワックスでヘアセットした例2
プリュムワックス
(ヘアバーム ソフト)60g

3,500円(税込)

 

そのチリチリ、本当に癖が原因ですか?

ちなみに、髪がチリチリする原因の多くは「くせ毛」ですが、そうではない場合もあります。

それは「ダメージ」です。くせ毛ではないのにダメージによってチリチリしてしまった……というケースもあります。このケースで多いのが「縮毛矯正やパーマの失敗」です。これらの髪に負担が大きい施術で失敗すると、髪の状態がかなり悪くなります。

ダメージでチリチになった髪

↑こういう状態ですね。いわゆる「ビビリ毛」です。

もし癖ではなくダメージが原因でチリチリになっている場合、改善策としては傷んでいる部分をカットするしかないです。毛先だけチリチリしているなら毛先中心のカットで大丈夫ですが、もし全体的に傷みがひどいのであれば、バッサリ切ってしまった方が結果的には良いです。

傷んだ部分は切るしかないbefore&after

↑こちらの方は全体に縮毛矯正をかけた上に、毛先にパーマをかけていました。かなり傷んでチリチリ&パサパサの状態だったので、誤魔化す感じにカット。ここから時間をかけて、伸ばしながら切っていくことになります。髪は一気に伸びたりしないので、一度傷んでしまうとどうしても回復までには時間がかかってしまいます。なので「そもそも傷ませないようにすること」が大事ですね。

ダメージが原因でチリチリになっている場合に守ってほしいのが「縮毛矯正をしないこと」です。ただでさえ傷んでいるのに、そこに縮毛矯正をかけてしまったらさらに悪化してしまいますよ。なのでしばらくは髪に負担をかける施術はしないでおきましょう。

そして傷みができるだけ気になりにくい髪型に整えながら、ワックスをつけて誤魔化しましょう。サロンケアはいらないです。ホームケアを正しく行って、髪を今以上に傷ませないように心がけてください!

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まとめ

今回はチリチリくせ毛の方におすすめのスタイリング剤(ワックス)をご紹介しました。ワックスを使うだけでも見た目はかなり変わりますので、ぜひ試してみてください!

最後に内容を軽くまとめておきます。

  • チリチリするくせ毛は「縮毛」と呼ばれており「一本一本が細かく縮れている」「弱くて切れたりしやすい」「水分を含むと広がる」という特徴を持っている
  • 縮毛には「水分を含まないがオイルなどが配合されており保湿することができるスタイリング剤」を使うのが良い。特にセットのときにはスタイリング力が高いワックスがおすすめ
  • 普段使いするワックスは「固めすぎない」「保湿力がある」タイプのものを選ぶと良い(プリュムワックスなど)
  • チリチリの原因がくせ毛ではない場合は「ダメージ」であることが多い。ダメージでチリチリしている場合はカットするしかない

今回はこれで以上となります。

チリチリする髪でお悩みの方の参考になれば幸いです。扱いにくくて大変かもしれませんが、少しでもきれいに見せられるようにカットやスタイリングを工夫していきましょう。どうしたら良いか分からない場合は、僕も相談に乗ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!