「コンディショナーとトリートメントは併用した方が良い?」「両方一緒に使うときの注意点は?」そんなよくある疑問にお答えします。
コンディショナーやトリートメントなど、シャンプーの後に使うアイテムって色々あるし、なにを使ったらいいのか分からなくなってしまいがちですよね。
だから「全部使っちゃえ」となっていませんか?
そこで今回はコンディショナーとトリートメントの違いや、併用する場合の注意点、おすすめの使い方などについて解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、正しいヘアケアアイテムの使い方を覚えていってくださいね!
そもそもコンディショナーとトリートメントってどう違うの?
使い方や併用する場合の注意点を解説する前に、まずは「そもそもコンディショナーとトリートメントってどう違うの?」という疑問にお答えしておきますね。
一般的には「コンディショナー(リンス)は髪をコーティングして摩擦を防ぎなめらかにするためのもので、トリートメントよりは安価だったりしますよね。
トリートメントはダメージなどを補修する効果が期待できるもの」と一般的には考えられています。
ただベーシックなタイプのコンディショナーとトリートメントは同じものだといえます。
何故かというと、これらのアイテムには厳密な違いがあるわけではないからです。「え?どういうこと?」と思うかもしれませんが、「コンディショナー」とか「リンス」とか「トリートメント」とかの名前は、メーカーやブランドが自由に決めることができるんです。
なのでどういう名前で製品を販売するかは、メーカー次第です。
「A社のコンディショナーとB社のトリートメントの成分がほぼ同じ」みたいなこともあり得るんですよ。
コンディショナーとトリートメントは併用した方が良い?
コンディショナーとトリートメントは同じようなものなので、基本的には併用する必要はありません。
どちらかを使えばOKです。
ただし、トリートメントの種類によっては併用しても良いケースもあります。
それは普通のものではなくヘアパックやヘアマスクなど、いわゆるスペシャルなタイプのトリートメントを使う場合です。
ヘアパックなどの濃厚なトリートメントは毎日使いには向かないので、3日に1回程度の頻度で使うようにしましょう。あるいは、何かイベントがあるときの前日など特別なときに使うのも良いですね。
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ただし濃厚なスペシャルケア用アイテムを使う場合には、注意しなければならないこともあります。それは「美容院に行く前日には濃厚なトリートメントは使わない方が良い」ということです。
何故かというと、濃厚なトリートメントで髪をしっかりコーティングしてしまうと、カラーやパーマなどの薬剤が髪に入りにくくなってしまうことがあるからです。
思ったような髪色にならなかったり、パーマが上手くかからなかったりしてしまいます。
美容院に行く前日は、皮膜を作らないタイプの軽めのコンディショナーなどを使うようにしてくださいね。
併用する場合の「順番」は?
スペシャルなタイプのトリートメントとコンディショナーは、成分によっては併用しても良いという話をしました。
それでは一緒に使う場合、どのような順番で使ったら良いのでしょうか?
それは「スペシャルなトリートメント→コンディショナー」です。
先にコンディショナーを使ってしまうと、トリートメントやヘアパックなどの補修効果が得られにくくなってしまいますので注意してくださいね。
ちなみにヘアパックなどを使う場合には、髪全体に馴染ませた後少し時間を置くのも良いですよ。
トリートメントやヘアパックを髪全体に馴染ませたらタオルを巻いておいて、10分程度お風呂に浸かっておくのも良いですね。そうすれば身体も冷えないですし、時間も無駄にならず効率的です。
それからスペシャルケアアイテムに限りませんが、コンディショナーやトリートメント、シャンプーなどはしっかりとシャワーで洗い流すようにしてくださいね。
髪や頭皮に残ってしまうと、トラブルの原因になるからです。ぬるめの温度のお湯(熱いお湯は皮脂を取りすぎてしまうので地肌やお肌に良くないので、ぬるめがおすすめ)で、すすぎ残しがないように洗い流すようにしましょう!
ヘアオイルなど「洗い流さない」タイプのアイテムは使った方が良い?
最後に、洗い流さないタイプのアイテムについても、軽く解説しておきます。
ヘアミルクやヘアオイルなど、ヘアケアアイテムにはお風呂上りに使う「洗い流さない」タイプのものがありますよね。
こういうアウトバストリートメントなどの洗い流さないタイプのアイテムは、とても効果的です。
特にヘアオイルはドライヤーやヘアアイロン、コテなどの熱から髪を守ってくれるので、ドライヤー前のアウトバスケアに活用すると良いですよ。
もちろん洗い流さないタイプのケアアイテムは、通常のトリートメントやコンディショナーと併用OKです!
こちらのアイテムはベタベタしないさらっとした馴染みやすいオイルで、髪の保湿ケアだけではなく物理的なダメージや熱や摩擦から守る成分を高配合しています。
スタイリングアイテムとしても使えます。
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▼アウトバスケア用アイテムの使い方やミルクとオイルの違いなどは以下の記事で解説しているので読んでみてください
ヘアミルクとヘアオイルの違いは?併用すべき?選び方を解説
ヘアオイルの付け方、使い方を徹底解説します!
なぜ?ヘアオイルが髪に悪いと言われている理由について
まとめ
ヘアケアアイテムの使い方や併用する場合の注意点などについて解説してきました。
最後に今回の内容を簡単にまとめますね。
- コンディショナーとトリートメントは基本的には同じものなのでどちらかを使えば良いので併用しなくても良い。
- ただし美容院に行かない日などの場合は濃厚なヘアパックなどを併用してもOK
- 濃厚なスペシャルケア用アイテムは毎日使うのではなく3日に1回くらいの頻度で使うのがおすすめ
- スペシャルケア用アイテムは髪をしっかりコーティングしてしまうので美容院前日には使わない方が良い(カラーやパーマなどの薬剤が入りにくくなってしまうため)
- スペシャルケア用のトリートメントとコンディショナーを併用する場合の順番は「トリートメント→コンディショナー」
- ヘアオイルなど洗い流さないタイプのアイテムはドライヤーやアイロンの熱から髪を守ってくれるのでしっかり使った方が良い
今回はこれで以上となります。少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
アラフォー(気持ちは永遠の35歳)のはるか。くせ毛LOVEのwebライター。髪の毛に関する情報発信が専門。