「髪が多くてしかもくせ毛。絶対に広がってしまう・・・ショートヘアにしても大丈夫なの?」そんな疑問にお答えします!
こんにちは、原宿一人経営美容師のMAX戸来です。
僕は髪が広がりやすい方やくせ毛の方には、ショートヘアをおすすめすることが多いです。
「くせ毛LOVE」でも度々ショートヘアがおすすめということを書いているので、このサイトをよく読んでくださっている方にとっては「そうだよね」という感じかもしれませんね。
でも毛量が多くて髪が広がりやすいタイプの方には「ショートにしたら余計にまとまらなくなってしまうのでは?」「結んで誤魔化せないから心配」という方もいます。
今回はそういう方に向けて、毛量が多く手広がりやすい方にも僕がショートをおすすめする理由と、どんなデザインのショートにするのが良いのかを解説していきます!
髪が多くて広がりやすい方にショートヘアをおすすめする理由とは?
毛量が多くて広がりやすい方の中には、あえて重めのデザインにして、広がりを抑えようとしている方もいますよね。
確かに髪を梳かずに重めにすれば髪の重さで広がりを抑えることができるんですが、毛量が多い方がそれをやってしまうとボリュームが出すぎてしまいます。
ボリュームが出すぎてしまうと、例え広がりを抑えられたとしてもおしゃれなスタイルにはならないです。頭が大きく見えてしまったり、野暮ったくなったりしてしまうからですね。また扱いも面倒です。まとまるかもしれませんが頭が大きく見えてしまいます。
なので、毛量が多い方の場合は、梳いたりレイヤーやシャギーを入れたりしてボリュームを調節する必要があります。
でも梳くとパサパサしたり毛先が広がったりするイメージもありますよね。確かに梳くとパサつきやすくはなりますが、梳き方を間違えなければ素敵な髪型になれます。
でもくせ毛さんが素敵な髪型になるためにはセットが重要となります。パサついて広がってしまうなら、ワックスなどのスタイリング剤で抑えることができますよ。
ワックスを付けるか付けないかでだいぶ違いますよね。
↑ゴワゴワして広がる髪もこの通り。プリュムワックスをつけただけでブローもしていないしストレートアイロンも使っていません。
プリュムワックスはワセリン主成分のシンプルなスタイリングアイテムです。成分は「ワセリン、ミツロウ、ホホバ種子油、アルガニアスピノサ核油、酢酸トコフェロール」の5つだけ。香料や着色料などは一切使用していませんので、安心してお使いいただけますよ。敏感肌の方や小さいお子さんでも使えます!
↑もちろんショートヘアのスタイリングにも活躍します。
またまとまりにくいチリチリする縮毛の方にも、プリュムワックスはおすすめです。癖を活かしつつ、適度にまとまりのある髪に仕上げることができます。髪が癖で爆発しやすい方はぜひ使ってみてください!
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そして、さらに軽やかな雰囲気にしたいのであれば、ショートかショートボブが良いんです。
短めのスタイルにすれば軽くなりますし、髪に癖があってもそれを活かすことができます。
毛量が多いと「ショートにするとヘルメットみたいなシルエットになってしまうのでは?」と心配になるかもしれませんが、そこは毛量をしっかり調節すれば大丈夫です。
またショートやショートボブの方がデザイン性が高いスタイルを簡単に作れるというメリットもあります。さらにシャンプーやドライヤーにかかる時間も減るので、時間の節約にもなるんですよ!
以上が、僕がショートヘアをおすすめする理由です。どうでしょうか、ショートヘアにしてみたくなりましたか?
↓実際にショートヘアにした方の感想もどうぞ!
髪が多くて広がりやすい方におすすめのショートはこれ!
それでは「髪が多くて広がりやすい方におすすめのショートヘア」を、写真でご紹介していきたいと思います。
カットのポイントなども解説しますので、ぜひデザインの参考にしてくださいね!
量が多い&パサつく髪もショートにしてすっきり
↑こちらの方は量が多いだけでなく硬い髪質のお客様です。くせ毛が原因で梳くことをせずに伸ばして重さで抑えていました。
そこでAFTERではすっきり見せられるシンプルなデザインのショートヘアにカット。バッサリカットしたことで、毛先の広がりやパサつきも目立たなくなりましたよ。
またサイドを長めに残したデザインにしているので、ショートでも女性らしい印象に。
ボーイッシュになるのを防ぐためにも、大人の女性にはサイドの髪をしっかり残したショートヘアにすることをおすすめします。小顔効果もありますよ!
剛毛をふんわりやわらかい印象のショートヘアに
↑毛量が多い&硬い髪質で、ごわごわしていました。剛毛の方がロングヘアにしていると、扱いが結構大変ですよね。
硬めの髪質だったので、やわらかい雰囲気が出るようにふんわりとしたデザインのショートにしました。
トップを自然にふわっとさせると、高さが出て若見え効果も期待できますよ。
また重くならないように、しっかりレイヤーを入れて、全体的に毛量を調節しています。
「ひし形」シルエットにすることで頭の形まで美しく
↑長さをあまり変えなくても、毛量を調節しシルエットやデザインを変えるだけで、印象はかなり変わりますよ!
シルエットは「ひし形」を意識すると、頭の形がきれいに見えます。またひし形シルエットのスタイルは、顔型にコンプレックスがある方にもおすすめですよ。
さらに量が多い方は、襟足の髪をしっかり軽くしましょう!
襟足をぱっつんにカットしたり重めにしてしまうと、垢抜けない印象になってしまうからです。しっかり量を調節すれば、軽くなる上にヘアスタイルのモチも良くなります!
丸みのあるシルエットのショートボブで大人可愛く
↑こちらの方は量が多いのでそれを抑えるために重めボブにしていましたが、毛先が傷んでパサパサしており、広がってしまっていました。くせ毛をうまく生かすつもりでパーマをかけてAFTERのように毛先がチリチリになってしまう方も、かける前によーく相談をしましょう!
かけなくてもよいケースがほとんどだからです。
AFTERではレイヤーを入れて毛量を調節しつつ、丸みのあるシルエットになるようにカット。
ふんわり感がありながらも重たい印象にならない、大人可愛い感じの仕上がりになりました。
あまり短くしたくない方には、こういうショートボブもおすすめですよ。
仕上げはブローなどのセットに頼ることなく、乾かしてプリュムワックスを付けただけ。
量が多い方は前髪を作ろう!
↑その方の雰囲気や髪質にもよりますが、前髪は作った方が良いです!
特に毛量が多い方は前髪を作って毛を分散させた方が、全体的なバランスが良くなります。
前髪のデザインは、斜めに流せるシルエットが良いですね。長さは少し長めにしましょう。
また前髪も軽くすることがとても重要です!
上の写真を見ていただくとわかると思いますが、前髪が重いと顔が暗く見えてしまうんですよ。beforeよりafterの方が明るい感じに見えますよね。
髪が多くて広がりやすい方におすすめできない髪型NGポイント
最後に、逆に髪が多くて広がりやすい方にはおすすめできないNGポイントを解説しておきますね。
毛量が多くて広がりやすいことがお悩みの場合、以下のようなヘアスタイルは避けた方が良いです。
- 全く梳かない重ためのぱっつんボブ(頭が大きく見える&野暮ったい印象になってしまうため)
- ぱっつん前髪(顔が暗く見えてしまう。また幼い雰囲気になってしまうので大人の女性にはあまりおすすめできない)
- パーマをかけたスタイル(パーマをかけると余計に量が多く見える&広がるため。かける場合は毛先のみにすること)
- ベリーショートなどあまりに短すぎるスタイル(短すぎるとツンツンしてしまったり男性的に見えてしまうため)
ぜひヘアスタイルをオーダーするときの参考にしてくださいね。
きれいな髪に見せるためには毎日のケアも大事
最後に、日々のヘアケアについて簡単にお話します。
髪をきれいに見せる&保つためには、毎日のホームケアがとても大事です。
「でも丁寧にケアしている時間なんてない……」という方もいると思いますが、時間がなくても、
できればドライヤーで乾かす前にアウトバストリートメントを使うケアをしていただきたいです!
乾かす前にアウトバストリートメントつけてあげるだけでも、パサパサ感が軽減されますし、扱いやすい状態に近づきます。またドライヤー前に使うことにより、熱ダメージで髪が傷んでしまうのを予防することができるんですよ。
↑くせ毛さんにおすすめのアイテムはヘアオイルです。オイルタイプのものはアウトバストリートメントとしてはもちろん、スタイリングに使ってもOK。
この写真で使っているオイルは、オリジナルの「プリュムヘアオイル」です。上の写真はプリュムヘアオイルを全体的につけてコームで梳かしただけなんですが、かなりまとまっていてツヤも出ていますよね。
プリュムヘアオイルはツヤが出るのに軽い使用感なのが特徴で、べた付かないため、オイルが苦手な方にも使っていただけます。
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↓2019年12月に発売開始したばかりですが既にご好評いただいています。口コミも読んでみてくださいね!
まとめ
最後に今回の内容を簡単にまとめると、次のようになります。
- 毛量が多くて広がりやすい方は重めのデザインにしていることが多いが逆に梳いた方が素敵なスタイルに見える
- ショートやショートボブは軽い印象が作れるし癖やうねりも活かせるので広がりやすい方やくせ毛の方にかなりおすすめ
- 短めのヘアスタイルはヘアケアやセットにかかる時間が短くなるというメリットもある
- ショートはサイドの髪を長めに残すと女性らしい印象になる&小顔効果が期待できる
- 襟足はしっかり軽くすると毛量が多めでも軽やかな雰囲気になる
- シルエットは「ひし形」に近づけると頭の形がきれいに見えるのでおすすめ
- 前髪は作った方が良い(斜めに流すことができるデザインが◎)
- 避けた方が良いのは「重めボブ」「ぱっつん前髪」「パーマをかけたスタイル」「ベリーショート」
- きれいな髪に見せるためには毎日のケアも重要なのでアウトバストリートメントなどで保湿しよう
今回はこれで以上です。少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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