髪をすかれすぎたらどうすべき?ロング、ボブの対処法について

毛量が多い方の場合、梳いたりして多少量を調節する必要があります。

でも、だからといって梳きすぎてしまうと、広がりやすくなったりパサパサしたりと扱いにくい状態になってしまうんです。

今回は、美容師が髪を梳かれすぎてしまった場合の対処法や、どうしたら梳いても扱いやすい髪になるのか、などを解説します。

「髪をすかれすぎた」どうしたら?ロング、ボブの対処法!!

毛先&根もと付近を梳きすぎるとパサパサする

毛量が多いからといって、毛先を梳きすぎてしまうのはNGです。

なぜかというと、毛先を梳きぎてしまうとパサパサに見えてしまうから。

こちらの方は、毛先を梳きすぎていることが原因でパサついてしまっていました。

このような状態になっていると「髪が傷んでいるのかも!」と思ってサロントリートメントをしたりする方も多いんですが、パサつきや広がりの原因は髪をすきすぎていることなので、髪質改善やトリートメントで何とかなるものではありません。

サロントリートメントより、美容室での施術と同じクオリティのヘアケアをご自宅で試してみたくありませんか?

詳しくは以下のページで紹介しています、ぜひご一読くださいませ。

50代から髪がパサパサする3つの原因と改善方法を解説

髪をすく場合には、いくら軽くしたくても、毛先のすきすぎには注意しなくてはいけません。

またサロンに行くたびに毎回髪をすいている方は、定期的に毛先を整えるようなカットすることも大切ですよ。

髪をすかれすぎてしまった場合の対処法

それでは、梳かれすぎてしまってパサパサ・まとまらなくなってしまった場合の対処方法を解説します。

ロングの場合は数センチカットすることでまとまる場合も

毛先がスカスカになってしまっている場合は、毛先をカットしてしまうのが手っ取り早い方法です。

スカスカになっているところを数センチカットするだけでも、まとまりやすくなりますよ。

ロングヘアなど長さがある方であれば、多少短くしてもしっかり長さも残すことができます。

パサパサの状態になっていた毛先を切りそろえて、重い根本~中間を上手に梳いたら、適度に軽さも出すことができます。

梳きすぎた状態before

こちらの方は、このように毛先が梳きすぎによってパサパサしていました。

しかも、毛先はスカスカなのに根本~中間は毛量がまだ多い状態で、重たい印象も。

それをこのようにカットしました。

頭の上に乗っている毛玉は、梳いた髪の毛です。

結構たくさん髪をすいたのに、まとまりのあるスタイルになっていますよね。

結局「髪をすくのがNG!」なのではなく「どのように髪をすくかが重要」なんです。

ボブ&短くしたくない方はプリュムワックスなどのヘアケア製品でツヤをプラス

ショートやボブなど短めの髪の方や、どうしても短くカットしたくないという方には、応急処置になりますがツヤの出るプリュムワックスの使用がおすすめです。

すきすぎてしまった髪の毛はすぐ修復することができないので、今すぐ綺麗にまとめたい方はアウトバストリートメントなどのヘアケア製品を使用することです。

梳きすぎてパサパサしている髪も、ワックスでツヤを出してあげれば、きれいに見せることができますよ。

パサついた髪

こちらの方は、毛先の梳きすぎ&乾燥によって、このようにパサついてしまっていました。

またくせ毛なのも、おそらくパサつきの原因です。くせ毛だと、どうしても髪がパサパサしたり、広がったりしてしまいやすいんです。

ワックスでまとめた髪

プリュムワックスを毛先中心に馴染ませただけでも、このようにまとまりやすい状態に!

乾燥が気になる髪でしたが、しっかりツヤも出ていますよね。

プリュムワックス(ヘアバーム ソフト)
美しい艶をつくる、うるおいのベール プリュムワックス
とろけるバームタイプ べたつかず、自然な艶感を やさしさ溢れる、天然由来成分仕立て
湿気から髪を守り、うねり&広がりを抑える
地肌と髪に心地よいこだわりの無添加処方
しっとりつやつや、うるおしてスタイリングできる
プリュムワックスのヘアセット仕上がりレベル表
プリュムワックスでヘアセットした例1
プリュムワックスでヘアセットした例2
プリュムワックス
(ヘアバーム ソフト)60g

3,500円(税込)

髪をすいてもまとまり感のあるスタイルにすることは可能!

ここまで対処方法をご紹介しましたが、本来であれば対処なんてする必要がないように、パサパサになったり広がったりしないスタイルを作らなくてはいけないんです。

髪をすいて毛量を調節したとしても、まとまりのあるスタイルにすることは、本当は可能なんですよ。

重要なのは、毛先を軽くしすぎないこと。

根元~中間を梳いて全体の量を調節すること。そしてその人の髪質や毛量に合った髪のすき方をすることです。

こちらの方は毛量が多かったので、かなりの量を梳きました。

でも、まとまり感がありますよね。

ちなみにAfterはカットをしてただ乾かしただけの状態、ブローも何もしていません。

このように梳き方を間違えなければ、しっかり毛量調節をしたとしても、パサパサしたり広がったりしない仕上がりにすることもできるんです。

こちらの方は毛量が多い&くせ毛が原因で、頭が大きく見えてしまっていました。

しっかり毛量調節して、まとまりやすいショートヘアに。

ちなみにコンパクトなスタイルにすると、小顔効果も得られます。

こちらの方は広がるのが嫌で、重めのボブにしていました。

でもパーマのダメージで毛先がパサパサになってしまっていて、逆に広がるようになってしまったのだそうです。

重めのスタイルはやめて、少し段を入れたショートボブにしたら、髪が落ち着きました。

くせ毛の方や毛量が多い方は「ショートヘアやショートボブは難しいのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

ショートでも毛量を調節しつつまとまるスタイルにすることは可能です。

使用スタイリング|パサパサ髪をまとめるプリュムワックス

 

プリュムワックス(ヘアバーム ソフト)
美しい艶をつくる、うるおいのベール プリュムワックス
とろけるバームタイプ べたつかず、自然な艶感を やさしさ溢れる、天然由来成分仕立て
湿気から髪を守り、うねり&広がりを抑える
地肌と髪に心地よいこだわりの無添加処方
しっとりつやつや、うるおしてスタイリングできる
プリュムワックスのヘアセット仕上がりレベル表
プリュムワックスでヘアセットした例1
プリュムワックスでヘアセットした例2
プリュムワックス
(ヘアバーム ソフト)60g

3,500円(税込)

 

すきバサミを使うのと使わないのとではどっちがいい?

毛量を調節するときに、すきバサミを使う美容師もいれば、使わない美容師もいます。

「どっちの方がいいの?」や「どっちの美容師の方がカットが上手いということになるの?」等、気になる方もいるかもしれません。

ですが実際のところ、梳きばさみを使うかどうかとカットの上手さは関係ないです。

また、すきバサミの使用についても、使っても使わなくてもどちらでも良いと考えています。

その人の髪型や髪質、毛量、希望のスタイルなどによって、すきバサミを使った方が良いこともあれば、使わない方が良いこともあるからです。

「すきバサミを使って髪をすくとパサつく」なんてこともないです。

ちなみに、こちらは梳きばさみを使わずに毛量を調節したスタイルです。

まとめ

最後に、今回の内容をまとめます。

  • 毛先をすきすぎてしまうとパサパサしたり広がりやすくなってしまう
  • 髪のすきすぎでパサついている場合サロントリートメントなどをしても意味がない
  • 毛量を調節する場合は根本~中間を上手に梳くことが重要。上手く梳けばパサついたり広がったりすることもない
  • 髪をすかれすぎてパサパサしている場合には、毛先を数センチカットするだけでもまとまりやすくなるので、ロングの人は少しカットすると◎
  • 毛先をカットしたくない場合やショートやボブなど短めの髪の方には、ツヤが出るワックスを使用してまとまり感を出すのがおすすめ
  • パサつきや広がりの原因は髪のすきすぎだけでなく「髪質」である場合もある、その場合もワックスの使用は有効
  • すきバサミを使うかどうかと美容師の腕の良さはあまり関係がない

今回は、以上となります。少しでも、参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!