「縮毛矯正に失敗してしまった…」「返金は無理?なんとかしたい!」と思っている方へ。
くせ毛に悩む人の中には、縮毛矯正をしている人もおおいですよね。
しかし縮毛矯正は100%成功するものではなく、失敗すると取り返しがつきません。
縮毛矯正に失敗してひどく傷んだ場合、やり直しはおすすめしません。
今回は失敗した場合の対処方法や、返金してもらえるかなど、解説します。
縮毛矯正に多い失敗!チリチリの髪の毛について
縮毛矯正に多い失敗「ビビり毛」
縮毛矯正でツルツルのストレートにするはずだったのに、チリチリになってしまった場合。
このチリチリの状態は「ビビり毛」と言われ、理想とは程遠い仕上がりになります。
お客様にも、ビビり毛になって来店される方がいらっしゃいます。
ご来店時の髪の状態です。ホウキのようにチリチリになってしまい、全体的に広がっています。
ビビり毛の改善(直し)をはじめとした専用のヘアトリートメントのメニューはありません。
トリートメントでは限界がありますから、チリチリになった髪の毛は復活しません。
縮毛矯正の失敗はビビり毛以外にもある
縮毛矯正の失敗は、髪がチリチリになったビビり毛だけではありません。扱いを楽にしようと施術を受けたのに、
「自分でセットできないくらい難しい髪型になった」「こうしてほしいとオーダーしたはずなのに、全然違う」
という場合も失敗です。
縮毛矯正を受ける多くの女性は、くせ毛にコンプレックスを持っています。
セットが大変すぎる、扱いやすい髪にしたいという希望を持っている人がほとんどです。
施術直後にプロにセットしてもらった時は気に入った髪型でも、翌日自分でセットするとあまりに大変という場合も成功とはいえません。なぜならお客様のオーダー通りになっていないのです。
縮毛矯正に失敗したらどうしたらいい?対処方法について
「ばっさりカット」
縮毛矯正をしてもらったのに失敗してチリチリな髪になった場合、外出も嫌になってしまいますよね。
ビビり毛になった場合の対処方法としてばっさりとカットは一つの手段です。
髪の毛はお肌と違い再生しない細胞です。だから、ひどいダメージを受けてしまった髪は修復することはできません。
もちろんお客様の希望もあります。ショートに抵抗がある人はほかの方法をご提案しますし、その人の髪質や全体の雰囲気・骨格や希望を総合的に判断して提案しています。
傷んだ部分をカット
チリチリした髪の広がりが落ち着いて、毛先にも動きがあります。
縮毛矯正に失敗したという雰囲気はなくなっています。
トリートメントはしておらず、カットして仕上げにプリュムワックスを付けただけ。縮毛矯正に失敗した髪の毛はダメージが大きいので、特にパサつきやすいし、束感も出ない。
そこでワックスをつけて、束感とツヤをプラスしています。
↑失敗をしてチリチリになってしまった髪もカットデザインと仕上げのセット法によっては、なんとか修正することも可能だということです。
ハイダメージ毛にもおすすめのプリュムワックス
(ヘアバーム ソフト)60g
3,500円(税込)〜
縮毛矯正のやり直しはあまり、おすすめしない
失敗をしてしまい、くせ毛が伸びていない、チリチリになったからかけてもらった美容院でかけ直しをしてもらっても髪型として成り立たない場合の確立が高いです。
また、縮毛矯正で失敗した人にとって「髪質改善・トリートメント」って魅力的に聞こえるかもしれませんが、根本的な髪質改善はできないため、「傷んだ髪を治す」と謳う施術には要注意する必要もあります。
縮毛矯正に失敗した髪にできることは、傷みをごまかすことだけ。二度と失敗をしないように縮毛矯正を辞めるか、上手な美容師さんにかけてもらいましょう。
縮毛矯正でチリチリになった髪をツヤ髪にする方法
傷んでチリチリになった髪は、ツヤがなくパサパサしています。失ったツヤは、しっかり補ってあげないといけない。
そこでおすすめなのがプリュムワックスです。くせ毛や傷んだ髪の毛を扱いやすくするには、まずプリュムワックスを使うのがおすすめでう。
毛先がスカスカになっています。この状態は髪も傷んでパサついているので、ケアしなければいけません。afterではプリュムワックスを付けただけですが、しっかりまとまっていますよね。ワックスだけでこれくらい変わるんです。
縮毛矯正の失敗は返金してもらえる?
通常失敗をしてしまった場合当日施術をした美容師さん、またはお店の責任者等から謝罪をされますからお支払いをしなくても良いパターンが多いです。
しかし「失敗の自覚がない、失敗を誤魔化す、気が付かない」そんな場合は支払ってから気が付くことになりますよ。
美容師さんに悪気が場合がありますから返金は難しいでしょう。
返金してもらう方法について
施術してもらった後に自分が「失敗かも」と思ったら、返金してほしいと思いますよね。
縮毛矯正に失敗したら、基本的には多くの美容院も返金に応じてくれるはずです。
返金してもらう方法は、まず美容院に電話します。施術直後なら、直接美容院のスタッフに伝えます。「希望と全然違う」「髪の毛がチリチリになってしまった」と正直に髪の状態を説明しましょう。
美容院では失敗した状態を見せてほしいといわれることがほとんどです。
でも、もうその美容院に行きたくないとか、時間がない場合は正直に言えばOKです。美容院のほうから振込対応などを提案してくれる場合があります。
しかし中には、直して改善できる場合はお直しをすることで返金には応じないという美容院もあります。
「返金してもらえない!」と泣き寝入りしないために|施術前にできる対策)
本来縮毛矯正に失敗すれば返金すべきですし、美容院はその情報をちゃんとホームページなどに書いておくべきです。
しかしデリケートな問題で、お店側としたらなるべく言いたくないかもしれません。
でも、施術を受けるお客様にとってはそこって大事なことですよね。
施術を受けるお店や不安を感じたら、カウンセリングの時点で「縮毛矯正に失敗したら返金はしてもらえますか?」と聞いてみましょう。
直接聞きにくいときは、事前に電話やメールで聞いてみましょう。
その時ちゃんと説明してくれたら信用できる美容院と判断できて、心理的な負担も軽くなります。
まとめ
最後に、縮毛矯正に失敗してチリチリにされたときの対処をまとめます。
・チリチリの髪「ビビり毛」にされたら、できれば問題の箇所をカットする
・傷んだ髪は上手にごまかすことが大事
・縮毛矯正に失敗しても、縮毛矯正のやり直しやパーマの追加はおすすめしない
・縮毛矯正に失敗されたら、返金には応じてもらえる
・チリチリに傷んだ髪でもサロントリートメントは不要。プリュムワックスでツヤをプラスすればOK
アラフォー(気持ちは永遠の35歳)のはるか。くせ毛LOVEのwebライター。髪の毛に関する情報発信が専門。