「ホームケアにもこだわっているし、毎回の美容院ではトリートメントをしてもらっているのに、髪の表面がチリチリ、うねうねするのはなぜ?」
この記事では、9割の人が知らない髪の表面がチリチリ、うねうねする5つの原因と、だれでも簡単に美髪になれる2つの改善法をご紹介します。
やってはいけない美容院での施術や正しい毎日のホームケアを知ることができるから、あなたの髪は今よりも必ず綺麗になれます。
これまで1万人以上のダメージ毛、くせ毛を改善してきた美容師である僕、MAX戸来があなたのお悩みを解決します。
髪の表面がチリチリ、うねうねする5つの原因と特徴
「最近まではまとまりのある髪だったのに、突然うねりやチリチリが気になってきた」
カラーやパーマ、ヘアアイロンによる熱ダメージが原因かもしれません。
以下の髪の断面図では、うねりやチリつきが出にくい健康な髪と、ヘアダメージによってチリチリ、うねうねする髪の毛の特徴をご紹介します。
「うねうね・チリチリ」髪の断面図で特徴を解説

健康な髪はキューティクルが閉じているため艶とまとまりがあります。
でも「うねる、チリつく髪」は傷ついたキューティクルが原因で「空洞」ができてしまう・・・。だからチリチリするし、湿気が入ってうねりやすくなります。
キューティクルが傷つかないように予防しなくてはいけません!
本題はここからです。
「内側は気にならないけど、表面だけがチリチリ、うねうねしてしまう」その原因との改善法を詳しく解説させていただきます。
①美容院で失敗
- カットの梳きすぎなどの失敗
髪の毛を梳くことによって軽くすることはできますが、短い髪を無数に作ってしまうため、特に「くせ毛」や細い髪質の方は要注意!
表面から短い髪が出ることによってチリつきが出てしまいます。
- 担当美容師さんによる、ブローやアイロン等のダメージ
「美容師さんにブローをしてもらったからサラサラ」「髪を巻いてもらったからフワフワ」
だれしもが美容院帰りは気分がいいですよね。でも高温で巻いていた場合、髪は傷みます。
もちろん、毎回全体カラーや、毎回パーマ、縮毛矯正をかけている方は特にチリつきやすいので注意しましょう。
②間違ったホームケア習慣
もしかすると、いつものホームケア習慣が、髪の毛をチリチリパサパサにしてしまっているかもしれません。
- 髪の乾かし方や扱い方が原因でチリチリ
髪を乾かさないで寝てしまうと、翌朝、髪の毛の表面がチリチリになりやすいです。
また、乾かす前に丁寧なブラッシング(髪の毛をクシでとかす)をしていない方は、髪を乾かすときに引っかかってしまうため、毎日のダメージの積み重ねによって髪の毛の表面がチリチリしてしまいます。
- アイロンやコテなどによるダメージが原因
「傷まないアイロンを使っているから大丈夫」と油断をしていませんか?
はっきりいって、どんなに高額なアイロンを使用しても髪は必ず傷みます。当たり前ですが、高温で毎日セットをしているならば今すぐやめましょう。
- 髪質に合っていないシャンプー剤等の使用
パーマやカラーをしているにも関わらず、石鹸シャンプーや強い洗浄力のシャンプーを使用していたらチリつきやすくなります。
石鹸はお肌には優しいけれど、シャンプーに使ってはいけません。

強い洗浄力のシャンプーとは
・ラウレス硫酸Na
・ラウリル硫酸カリウム
など「ラウ」から始まる洗浄成分がシャンプーの「全成分」の上位に表記されているものは使用を控えることがおすすめですよ。
また、濡れた髪はとてもデリケートで切れやすくなっています。
雑に扱っていると毎日の積み重ねで髪の毛の表面がチリチリになってしまうから注意ですよ。
③ヘアケア製品(スタイリング剤)の未使用
乾かす前にヘアオイル、お出かけ前にワックスを付けていない場合、髪が無防備な状態になっているからチリチリの髪になりやすいです。
④もともとの髪質が原因
ヘアダメージがない健康的な直毛の場合、表面はチリチリになりませんが、それ以外の髪質の場合は違います。
「くせ毛」や「縮毛」という髪質の場合は一本一本が不規則にうねるため、表面がチリつきやすくなります。
⑤ホルモンバランスの乱れ(その他)
・産後の抜け毛
・加齢による髪質の変化
・薬の副作用など
以上、考えられるチリつき、うねりの原因についてお話しました。
これだけは覚えて欲しいヘアダメージの要因を以下の図でまとめています。
髪のダメージが大きい順にチリチリした髪になる可能性が高いことを覚えてください。
では、以下で改善方法をご紹介します。
髪の表面のチリつきやうねりを改善する2つの方法
カラー剤やパーマ剤などによるダメージでチリチリとなってしまった髪は簡単には治りません。
でも、今よりも綺麗になれる方法はいくつかあります。以下でご紹介する2つの改善法からお試しください。
①美容院の失敗を予防
・「梳かないカット」に変更
ブローやアイロン等のセットをせずに完成。
・カラーやパーマなどによる化学的ダメージを予防
毎回全体カラーをしている場合、色持ちの良い長持ちするカラーをオーダーし「根元染め」に変えましょう。
②ホームケア法の改善(動画解説)
髪の毛はデリケートで傷つきやすいです。
毎回の美容院での施術よりも毎日のホームケアのほうが大切です。
文章ではお伝えしにくいため、動画でわかりやすく解説します。
■正しいシャンプートリートメント法
▽この動画の目次
- お風呂前のブラッシング 必要性
- お湯のすすぎ方 ポイント
- 効果的なシャンプー法
- 効果的なトリートメント法
■傷んだ髪の対処法と予防法
▽この動画の目次
- 傷んだ髪3つの対策
- 傷まないための予防法
- 間違った予防法と対処法
- 髪が傷む要因ランキング
・毎日効果のあるヘアケア製品を使用
乾かす前に熱や摩擦によるダメージを予防するために、ヘアオイルを付けましょう。
乾かした後には髪の乾燥を防ぐために保湿する必要があるので、ワックスを使うのがおすすめです。
「え?ヘアオイルとワックスだけでチリつきが改善できるの?」と思った方…
ご覧ください。
「2STEP」でチリチリ、うねうねを改善
すでにお勉強をされている方はご存じですよね。
「傷んだ髪は治らない」と。

僕はこれまで1万人以上のくせ毛やダメージ毛に悩むお客様を担当させていただきました。
ダメージが原因でうねる髪に疑似的なキューティクルを作り髪の毛の内部を補修保護、保湿できる2STEPアウトバストリートメントを開発しました!
効果をご覧ください。
たった2STEPだけでチリチリを改善することができるので「髪の毛が生え変わるまで待てない」「今すぐに綺麗になりたい」という方に特におすすめです。
縮毛矯正は髪の毛を傷ませてしまうからおすすめしません。
美容院でしかできないようなトリートメントも効果は3日しか続かないため、毎日綺麗になりたい方にとっては意味がないです。
「サロントリートメントでチリつく髪が改善できる」というのはウソです。
以上、
髪の毛の表面全体がチリチリ、うねうねしてしまう場合の原因と改善法をご紹介しました。
以下では表面の部分的なチリつきやうねりについて解説します。
部分的なうねりやチリつきの原因と改善方法
「なぜ、右側の表面だけうねるのかな?」「なぜ、表面の一部分だけチリチリするのかな?」という方に、まずは原因から解説します。
部分的なうねり4つの原因と改善法
- 間違ったヘアゴムの使い方が原因
結ばないことが一番の改善法ではありますが、そうはいきませんよね。
以下を参考にしてください。
・太めのヘアゴムに変えるかシュシュなど柔らかめの素材に変更
・完全に乾いた髪に使用
- 寝癖が原因
髪は寝ている間の寝返りによって「擦れる・折れる」・・・
改善法は、しっかりと乾かした後、冷風で髪の毛を冷まし、ブラッシングをしてから寝る。
冷ますことで、開いたキューティクルが閉じるので艶とまとまりがアップしますよ。
- パーマの残り
残っているパーマはストレートパーマで落としましょう。
- 部分的に異なった毛根の形状
真っすぐな毛根をしている場合直毛になりますが、歪んでしまっている毛根はうねる髪が生えます。
改善策としては
・片側だけのうねりが出てもオシャレな髪型に変更
・強いくせ毛は部分的に縮毛矯正
がおすすめです。
ここで注意をしていただきたいのは、ヘッドマッサージではくせ毛を改善することはできないということです。
部分的なチリつきの原因
- 毎日のヘアピンやヘアゴム
知らず知らずのうちに髪の毛を「ブチっ」と切っていませんか?
丁寧に外しましょう。
ヘアピンやヘアゴムによる摩擦には十分に気を付けて、寝る前には外してくださいね。
- 美容院で失敗
縮毛矯正やパーマ、カットの失敗でチリつきやすい箇所は、表面です。
そして、失敗した箇所は切らない限り残ってしまいます。
既に失敗をしてしまった方でもご安心ください。
以下では、チリチリになった髪を改善する方法と、注意すべき美容室のメニューをご紹介します。
美容院でのトリートメントや縮毛矯正をおすすめしない理由
もし、改善するために美容院のトリートメントや縮毛矯正を検討しているのでしたらお待ちください。
おすすめしない理由は3つあります。
- 効果が持続するのは3日程度
- コスパが悪い
- 「トリートメント」なのに実は縮毛矯正の可能性がある
9割の方は、チリチリする髪の毛の表面をご自宅で改善できます!
ホームケアを徹底的にサポートすることで、美容院でしかできない縮毛矯正やトリートメントをするよりも「チリチリが改善した」「髪のうねりが気にならなくなった」など喜びのお声がたくさん寄せられています。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
どんな些細な事でも構いません!
よろしければ僕にご相談ください。
お待ちしております。
まとめ
今回お伝えしたことを毎日意識しながら生活をしていただくだけで必ずあなたの髪の毛は綺麗になれます。
特に注意をして欲しいことを3つだけお伝えします。
- 髪が傷む美容院での施術をできるだけしない
- 毎日のヘアケア習慣を改善する
- 補修、保護、保湿することができる2STEPを使用する
以上となります。
傷んだ髪の毛はすぐには戻りませんが、この記事で僕がお伝えしたことを続けて実践していただくだけで必ず改善されますよ。